いつも配達ありがとう! 住人から感謝の気持ちを受け取った宅配便のおじさんの返礼に全米がほっこり

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宅配業者が1年で最も忙しくなる師走のこの時季。ある家の住人が配達人の労をねぎらうために振る舞ったささやかなおもてなしと、それを受け取った配達人との間で交わされたやり取りが「いいね」を集めていました。

アメリカではクリスマスシーズンになると、ちょっとしたお菓子を持ち寄ってパーティーをしたり、お菓子を配って客人をもてなす習慣があるそうです。例えばディズニーランドでも“ホリデートリート”と言って、園内各地で無料のクッキーやドリンクが配られているのをご存じの方もいるかもしれません。

アメリカ・ペンシルベニア州の小学校で言語療法士をしているロスシュタインさんは、宅配便を届けてくれる人たちのために、自宅の玄関先にお菓子の入ったカゴを置いておきました。


https://twitter.com/MicheleCBspeech/status/1204935237102448641?s=20

ドアホンカメラの録画映像を見ると、大抵の配達人は黙ってお菓子をいくつか持ち去っていくだけでしたが、その中で、ある配達人のおじさんが残した映像に目が留まりました。そのおじさんは、お菓子のカゴに気付くとカメラに向かって単語帳を取り出し、そこに書かれているポエムを読み上げはじめたのです。

世間はクリスマスだというのに
俺たちゃ朝の9時から夕方5時過ぎまで働き詰めで
足はもう棒のよう
でもあなたの小さなおもてなしが優しく輝いています
よい休日を!

サムズアップして颯爽と仕事に戻っていく配達人を見たロスシュタインさんは、「これまでで最高のドアホン映像でした」とそれをTwitterにアップ。全米のテレビなどでも紹介され、忙しさでイライラしがちな人の多い年の瀬のほっこりする話として人々に共有されています。


https://twitter.com/TedandAmy/status/1207274633420038145?s=20
この時季、配達人のためにこのように玄関先にお菓子やドリンク入りのカゴを置いておく家庭も。感謝の気持ちを示して気分良く働いてもらうことができれば、荷物の紛失などのトラブルも減らせそう。お互いに礼を欠かさない社会ってステキじゃないですか。

画像とソース引用:Twitterより

(執筆者: ろくす)

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