年明けに結論持ち越しも…在韓米軍駐留経費負担 トランプ大統領には通用しない「文在寅シナリオ」

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年明けに結論持ち越しも…在韓米軍駐留経費負担 トランプ大統領には通用しない「文在寅シナリオ」

 2020年の在韓米軍駐留経費の分担金をめぐる米国と韓国の交渉が停滞している。
 韓国外交部によると、5回目の協議を17~18日にソウルで開催。現行の協定が今月31日に期限を迎えるため、当初は年内の交渉終了が目標とされてきたが、立場の隔たりが大きいことから交渉は来年以降にずれ込む可能性が高いとみられている。トランプ政権が今年の5倍超の50億ドル(約5480億円)を求め、とても飲めない文在寅政権が突っぱねているためだ。

妥協点は・・・

 「韓国政府は5回目の協議で、返還される在韓米軍基地の汚染浄化費用をいったん韓国側が負担すること。イラン問題をめぐり、中東・ホルムズ海峡を航行する民間船舶の安全を守るため米国主導で結成した有志連合への協力検討。米国製兵器のさらなる購入などを強調し、妥協点を探る構えです」(韓国メディア関係者)
 文在寅大統領が最側近として仕えた盧武鉉大統領は、世論の反発をはねのけてイラク派兵を強行。米英に次ぐ規模の韓国軍を送り込んだ。その結果、在外米軍の再配置を進め、戦時作戦統制権の以上に先鞭をつけた。文在寅大統領も同じシナリオを描いているのか。
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GSOMIA継続もトランプ米政権手を緩めず 狭まる文在寅包囲網(https://cocokara-next.com/topic/korea-encircling-net/)

トランプ大統領に取引が通用するのか・・・

 「そうした取引がトランプ大統領に通用するのか、疑問が残ります。来秋の大統領選での再選しか頭にないトランプ大統領は成果作りを焦っている。在韓米軍の駐留費負担増を押し込んできたのもその一環です。外交面で言えば、自ら仕掛けた対中貿易戦争は習近平国家主席がなかなか白旗を上げず、大きな手柄を得られていない。イラク核合意から離脱したものの、イラクは一歩も引かず、どちらかと言えばトランプ政権の方が歩み寄りを見せ始めた。そして、文在寅大統領が仲介を務めた米朝協議は膠着状態。北朝鮮は挑発を強めています。こうなると同盟関係であり、主従関係にある韓国や日本にますます強く出ていくのではないか」(米国メディア関係者)
 北朝鮮の金正恩朝鮮労働委員長からの「クリスマスプレゼント」も変数になりそうな気配である。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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