強健なのにキレイ!ガーデニング初心者におすすめの花木3選

ガーデニングビギナーでも手軽に育てられて、花も美しい!
庭に地植えはもちろん、ベランダガーデンにもおすすめ花木をご紹介します。
難しい手入れをしなくてもよく育つ! 初心者向けガーデン花木3選
「花木を育ててみたいけれどハードルが高そう」。
そんな心配がご無用の、耐寒性&耐暑性が強く発育旺盛、ビギナーにピッタリの花木はこちら!
アセビ

アセビ(ツツジ科)は、冬も葉を落とさない常緑低木。
樹高は1~2.5mほどで、狭い庭やベランダでも育てやすいサイズです。
アセビの花色は白や赤、ピンクなどで、まだ寒い2月下旬から咲きはじめます。
スズランのような小さな花を穂状につけた愛らしい姿もさることながら、鮮やかな赤い新芽も見どころの一つです。
とても強健で、海沿の潮風の当たるところや乾燥する場所、日陰など、ほかの植物が育ちにくい環境でも生育できます。
生長がゆったりのため、こまめに剪定しなくても樹形が乱れにくいのも長所。
鉢植えでも育てられ、ガーデニング初心者におすすめの花木です。
ただし、「馬酔木」の漢字名のとおり、葉や茎には有毒な成分が含まれています。
アセビに触れたり花をめでる分には問題ありませんが、小さなお子さまやペットが誤って食べないようにご注意を。
スモークツリー

スモークツリー(ウルシ科)は、オーストラリア原産の雌雄異株の落葉性高木です。
病害虫にも強くどんどん育ち、樹高3~4mにもなります。
庭植えの場合、植え付けのとき規定量の肥料をすき込む以外は、よほど生育が悪くない限りは追肥は無用です。
逆に肥料を与えすぎると、大きくなりすぎるので注意して。
鉢植えで育てる際には、冬に「寒肥」や花後に肥料を与えます。
花期は5~6月で、緑、白、ピンク、赤紫など多彩な花色も魅力!
花径3~5㎜の小さい花が綿菓子のようにまとまって咲き、その名のとおり煙のようです。
実はこの花姿は雌株のみに見られるもので、雄株は観賞価値が低いため、苗を購入する際にはよく確認を。
またカラーリーフとしての価値も高く、黄葉、赤紫色などの品種も人気です。
緑葉のものも、秋には美しく紅に染まりますよ。
カシワバアジサイ

カシワバアジサイ(アジサイ科)は、大きな円錐状の花房を付ける人気の落葉低木です。
花期は6~7月で、花が少なく寂しくなりがちな初夏の庭を彩ってくれるうえ、時間が経過すると、真っ白からピンク色に変化します。
花はもちろん、カシワによく似た数個に裂けた大きな葉は、秋になると美しく紅葉。
長期間、さまざまに楽しめるカシワバアジサイは、ガーデンの主役にピッタリです。
樹高は1.5~2mと、世話しやすいサイズなのもうれしいところ。
性質は強健で、特に難しいお手入れも必要なく、日陰でも育てられます。
ベランダガーデンなどで鉢植えにする場合は、発育旺盛なので大きめの鉢やコンテナに植えるとGOOD。
いずれの花も、甲乙つけがたい愛らしさ!
ぜひあなたの庭やベランダで育ててみてくださいね。

「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。