男装女子がムーブメントに!風男塾に学ぶカッコいいスタイル
最近、さまざまなメディアで登場する機会が増えてきた男装女子。ヴィジュアル系バンドを中心に、バンドメンバーのファッションをマネするファンが増えるようになり、『メンズナックル』(ミリオン出版)のような男性ファッション誌も顔負けの男のコスタイルでキメた女子を街で見かける機会も珍しくなくなりました。
そんな男装女子のパイオニア的な存在が、風男塾です。
もともとはインターネットテレビShowTime・GyaOで配信されている『はなわレコード“中野腐女子シスターズ”』から誕生した男装女子の8人ユニットで、趣味がアニメという喜屋武ちあき扮する武器屋桃太郎をはじめ、メンバー個々にオタク属性を有しているのが特徴になっています。2008年にはCDデビュー。2012年8月24日にはライブ「風男塾乱舞2012」を渋谷O-EASTで敢行することも決定するなど、活躍を続けています。
そんな風男塾から、ファッションに強い虎南有香扮する赤園虎次郎とL’Arc〜en〜Cielファンの瀬口かな扮する瀬斗光黄がストリートファッション誌『KERA』8月号の特集「BOKUガールのすべて」に登場。同誌で提唱している4つのメンズスタイルを披露しています。
パンクロックスタイルでは、虎次郎がインパクト大のビョウつきレザーベスト、光黄が黒ストールが印象的なモノトーンのコーデでシャープな魅力をアピール。
宇宙柄を使ったスペイシーポップは、カラフルなドクロ柄のパーカーに青サルエルパンツという虎次郎と、超厚底スニーカーで脚を長く見せる光黄がそれぞれに不思議ちゃん系な男のコに変身しています。
そして、優等生風なイメージの強いプレッピー王子スタイルも、二人が着るとデニムやゴツめのチェーンやブレスでカジュアルダウンしておしゃれ度を高めています。
タイトにまとめたVホス兄スタイルも見事に着こなした二人は撮影について「楽しかったです!」と口を揃え、着こなしのポイントを「服に着られないようにグッと気合を入れる」(虎次郎)「自分イケてる!って暗示をかけることかな」(光黄)と体育会系発言。
「ファッションに性別は関係ない」と断言する虎次郎と、「ボーイズスタイルに抵抗がある人も、ちゅうちょせずにトライして欲しいですね」という光黄をはじめ、風男塾のメンバーが再び『KERA』や、増刊号のBOKU』に登場する日もそう遠くないかもしれません。
風男塾オフィシャルサイト
http://nfs724.com/
乙女男子。2004年よりブログ『Parsleyの「添え物は添え物らしく」』を運営し、社会・カルチャー・ネット情報など幅広いテーマを縦横無尽に執筆する傍ら、ライターとしても様々なメディアで活動中。好物はホットケーキと女性ファッション誌。
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