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【ソルのゲー評】『TOKYO JUNGLE』で肉食か草食か? ポメラニアンから伝説へ……

SCEIが6月7日に発売したPlay Station3用タイトル『TOKYO JUNGLE(トーキョージャングル)』にドハマりしている記者である。このゲームは人類が滅亡し動物だけとなった東京でサバイバルを繰り広げるゲーム。
もちろん主人公は動物たちである。

肉食動物と草食動物の違い

最初に使える動物は基本的に肉食のポメラニアンか草食のニホンジカのどちらか。場合によっては更に使えるものものある。その場合と言うのは特典なので今回は除外。肉食と草食によってゲームの進め方が異なるのがこのゲームの特徴でもある。肉食はとにかく襲ってエサを確保して行くのに対して、草食は肉食から逃げながら進行しなければいけない。かと言って草食は不利なわけではなく、機敏な行動力とハングリーゲージの高さ、スタミナの量が肉食動物よりも多くなっている。
また草食だからと言って、一切攻撃できないわけではなく、ランクが上がっていくと下手な肉食以上に強い草食動物も現れる。そこまで辿りつくのも一苦労なのだが。

記者は肉食動物で進め、ポメラニアンにチャレンジ。このゲームは選んだ動物によって、ゲーム中の「チャレンジ」と呼ばれるいわゆるクエストの様な物が異なるのだ。発生条件は年数で決まっており、発生してから一定年数が経過すると失敗となる。チャレンジが発生したら、達成しやすい物からこなして行かないと全て失敗ということにもなる。

とにかく忙しいゲーム

このゲームはとにかく忙しい。ゲームは渋谷のスクランブル交差点から開始される。開始直前は比較的落ち着いており、飢えの心配も無い。スクランブル交差点周辺には水が3箇所あるので、これも覚えて置くと良いだろう。水は1年に1回だけ飲むことができ、後半になると生き延びるために重要なポイントとなる。場所は必ず覚えておいた方が良いだろう。また毒の浄化にも役立つので毒が悪化してきたらとにかく水を飲め!

で、まだまだ忙しいこのゲーム。時間が経過するとハングリーゲージというのが勝手に減少していくのだ。これが無くなると今度はライフがなくなり、ライフがなくなるとその動物は死亡となる。ハングリーゲージを減らさないようにするには渋谷中に居る動物をハンティングして補食するしかないのだ。草食動物の場合は街に生えている草を食べていく。ニワトリ、ウサギなどを相手に捕食を行い、ある程度カロリーが溜まるとランクアップすることができる。ランクはメスを引きつけるのに必要でアゲメスと呼ばれる最もランクの高いメスはBOSSランクまで上げないと交尾できない。

ではこのメスとの話になるが、それぞれサゲメス、タダメス、アゲメスの3種類が居る。見分け方はハートの色である。サゲメスはノミを持っており、ステータスの1/4しか引き継げず、更に子供の数も少ない。逆にアゲメスは1/2のステータスを引き継ぎ、子供の数が多い。
巣で交尾すると世代交代となり、生まれてきた兄弟が残機扱いとなる。ただほかのゲームと異なり、残機である兄弟から先に死ぬこともある。
巣で交尾するには各エリアのマーキングを全て行えばいいわけだ。ね、いろいろと忙しいでしょ。

お腹が減らないように捕食して、マーキングして、メスを見つけて、世代交代してチャレンジをこなして……。前半はマシだが50年や70年過ぎたあたりから鬼畜レベルになってくる。

実際にプレイしてみる

ながながと説明してしまったが、実際にプレイしてみることにする。このゲーム肉食が有利だと言われているが、上級者には草食が有利だそうだ。そんな自分は肉食のポメラニアンからスタート。チュートリアルも一通り終えているので操作方法もなんとなく分かっている。ちなみに『Play Station Store』から購入したので説明書なんていう親切な物はついてない。
ポメラニアンは小さいながらもニワトリやウサギをエサになんとか生きながらえそうだ。スクランブル交差点の渋谷駅前エリアを制覇しメスと交尾。アゲメスが居ないので、致し方なくタダメスと交尾し世代交代。ちなみに世代交代すると寿命がリセットされ、今まで制覇したマーキングも初期化される。そしてその親が居るエリアからは急激にエサが減ってしまうので、別のエリアに移動した方が良いだろう。
子供ポメラニアンはまだ体が小さいので、移動速度が60%程度となっている。時間の経過と共に元に戻るがそれまではステップ移動で補うしかない。渋谷繁華街に行けとのチャレンジが発生したので移動する。すぐ隣のエリアである。
渋谷繁華街には少しガタイの大きなゴールデンレトリバーが出現。こいつがやたら強い。現在こちらは3匹なので、死んでも即ゲームオーバーではないが、とにかく逃げて草むらに隠れることにする。草むらに隠れてCautionを0%にすれば敵は諦めて追いかけてこなくなる。メタルギア的な要素もあるわけだな。もちろん再度敵の視界に入ればまた追いかけられるので、移動は慎重に。音を立ててもだめだぞ。特に瓦礫(がれき)とかを踏むと音がなるので、細心の注意をしてほしい。

逃げまくっていたらお腹が空いたようだ。ハングリーゲージが残りわずかとなっている。ハイドライド3を思い出させるこのシステム。どこかにエサはないのか……。と、渋谷繁華街を更に進むとブタの群れが居たではないか。早速後ろから近づき、FINE HUNT! 一撃でしとめると「FINE HUNT」となる。しかし仕留めたブタに食らいついている間にほかのブタが逃げようとしているので、そちらも逃がすわけにはいかない。ここは必殺ステップでモーションキャンセルだ(解説:敵にR1で食いついたあと右スティックを入力することによりモーションキャンセルが行える)。そのままポメラニアンパンチと、とどめの噛みつきでブタを仕留めて2匹確保。残り1匹は逃がしてやることにする。あまり食べ過ぎるとこのエリアのエサが無くなってしまうからな。
これでなんとか飢えずに済んだわけだ。ついでにランクもアップしVETERAN(ベテラン)になった。そうこうしている内に体が大人の体になっており、走る速さも元に戻っていた。もうキミは大人なんだね。

ポメラニアン、ネコとの死闘

更に進み渋谷郊外に進むと新チャレンジ「ネコの縄張りを奪え」が発生。ネコの縄張りとはどこだ? チャレンジ一覧で詳細を確認することにする。ちなみに人によっては「ネコのBOSSを倒せ」の場合もあるようだ。前者の場合はマップでネコの居る場所を確認して、そのエリアを全てマーキングすればチャレンジ達成となる。後者はネコのBOSSを倒すだけである。BOSSは基本的に奥まった場所に群れている。動物の上に「BOSS」と書かれているので非常に分かり易い。
ネコは渋谷郊外に群れているらしい。そこに向かう途中に既に何匹かのネコを相手にしているのだ。ネコって結構凶暴なのね。渋谷郊外に行くと10匹近いネコが一斉に襲ってきてピンチに陥る。中には仲間を呼ぶネコも居るので、そういう奴から先に始末しなくては手に負えなくなる。△ボタン押しっぱなしで攻撃命令を出せるが、数が多すぎて手に負えないらしい。
残り少ないライフだが、先ほど拾ったアイテムでライフを回復することにする。ネコの数も徐々に減っていき、どうにかこのピンチを切り抜けられそうだ。こんな大量のネコに襲われたら人間でもやばいわ……。
渋谷郊外の縄張りをなんとか4つともマーキング成功して独占成功。するとネコがアンロックされたらしく新たに使えるようになったのだ。次回新規で始めたときにネコを購入出来るようになる(ゲーム内ポイントで)。

ポメラニアン、ピンチをむかえる

経過年数も31年が過ぎ光化学スモッグや猛暑の影響で進行が困難になってきた。ちなみに光化学スモッグはレーダーに敵が表示されなくなり、猛暑は食べ物が腐りやすくなるのだ。もちろん水も同じく腐りやすくなる。飲むと空腹は満たせるがポイズンゲージが上昇してしまう。ポイズンゲージが100まで行くと今度は体力が減っていくのだ。
これを避けるために光化学スモッグ以外のエリアに逃げるのが得策だろう。
気づいたら世代交代3世代目となり、兄弟は全て息絶えていた。先ほどオオカミに殺されたんだっけ……。

渋谷森林エリアを抜け、山手線東エリアに向かうとそこはライオンの巣窟であった。溜めパンチを繰り出してくるライオンから逃げながら川の水をすすり、草に隠れるも瀕死状態のポメラニアン。右にはライオン、左にはクロコダイルが待ち構えている。もう終わりである……。

このあとはあっさり死んだ……。

しかしネコがアンロックされていたおかげで新たな動物でプレイ出来るようになった。現在はプレイ出来る動物が更に増えてリカオンまで使えるようになった。

ちなみにアンロック順は通常は次の通りだ。
ポメラニアン→ネコ→ビーグル→ゴールデンレトリバー→土佐犬→オオカミ→ジャッカル→リカオン
この先もあるのだが秘密。

限られた渋谷の街の中でどれだけ生き延びるか。パズル的な面白さも兼ねているこのゲーム。慣れてくると交尾するタイミングまでチャレンジにあわせるようになるのだ。「○回世代交代しろ」というチャレンジが発生するのだが、そのチャレンジが発生したと同時に交尾すれば、少し先に進むのが楽になる。またライオンやクマが強いかと思われがちだが、意外な動物が生き残り安いのだ。あのピヨピヨ言うザコが100年以降は生還しやすいとか。

1プレイ短ければ10分、長ければ数十分にもなるが1日1回ハマってしまう何かがあるこの『TOKYO JUNGLE』。お買い得だし興味のある方は遊んでみては如何?
ちなみに6月21日からシルキーテリアとサーベルタイガーの配信(有料100円)が開始されたぞ。

■プラットフォーム: PlayStation®3
■ジャンル: サバイバルアクション
■発売日: 好評発売中
■プレイ人数: 1~2人
■ネットワーク対応: ランキング・トロフィー・追加コンテンツ配信
■価格: Blu-ray Disc™版 希望小売価格 4,980円(税込)
ダウンロード版 販売価格 3,900円(税込)

※今回の『TOKYO JUNGLE』は自腹で購入したものです。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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