読むな危険。 物議を醸した“おそろしすぎる児童書”を映画化『スケアリーストーリーズ 怖い本』日本公開[ホラー通信]

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いわくつきの児童書シリーズを映画化した『SCARY STORIES TO TELL IN THE DARK(原題)』が、邦題『スケアリーストーリーズ 怖い本』として日本公開決定。『クリムゾン・ピーク』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが企画・製作を務め、ストーリー原案を担当している。

ギレルモ・デル・トロが10代の頃多大な影響を受けた本シリーズは、1981年に第一作が発表され、全米で大ベストセラーとなる。しかし、実際の事件を彷彿とさせるような描写や、おどろおどろしいスティーブン・ガンメルの挿絵に親たちや教師から苦情が殺到、児童書にも関わらず「子供には過激すぎる」として全米の学校図書館に置くことを禁止する論争が巻き起こった。

ハロウィンの夜、町外れの幽霊屋敷に忍び込んだ子供たちが一冊の本を見つける。そこには噂に聞いた怖い話の数々が綴られていた。持ち帰った次の日から子供がひとり、またひとりと消えていく。そして、その“怖い本”には毎夜ひとりでに新たな物語が書かれていくのだ。主人公は消えた子供たち。彼らが“いちばん怖い”と思うものに襲われる物語がそこにあった。次の主人公は誰なのか? 子供たちはどこへ消えたのか? 

日本公開情報と併せて特報映像が解禁となっている。真っ赤に照らし出された廊下の奥にいるのは――。


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監督を務めるのは、ホラー映画『ジェーン・ドウの解剖』でカルト的な人気を博し、スティーブン・キング原作『死のロングウォーク』の監督にも決定しているアンドレ・ウーヴレダル。ゾッとするような映像表現に加え、ダークユーモアの才能に溢れているウーヴレダルを以前から絶賛していたデル・トロは、「今作を任せられる監督は彼しかいない」と大抜擢した。

日本公開は2020年2月。同月にはアリ・アスター監督の『ミッドサマー』、清水崇監督の『犬鳴村』の公開も予定されており、ホラー映画の話題作が目白押しだ。

『スケアリーストーリーズ 怖い本』
2020年2月28日(金)新宿バルト9ほか全国公開
配給:クロックワークス

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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