アクション映画に大事なのは若さだけじゃない! 役所広司・シュワちゃん・インドの映画界のスーパースター……各国のオジ様たちが大暴れ!
研ぎ澄まされた集中力、即座に反応する俊敏性、全身を扱う器用さ……などなど。日々進化する<アクション映画界>において、アクションシーンで今や目の肥えた映画ファンを魅了するには、<若さ>は必須!? いやいやいやそんなことはありません、オジ様だからこそ魅せられるアクションがあるのです!
今年5月に公開された「ザ・フォーリナー/復讐者」では、世界的アクションスターのジャッキー・チェンが65歳にして全く衰えを見せない新境地アクションを披露し世界を沸かせ、現在、絶賛公開中の『ジョン・ウィック:パラベラム』では、55歳を迎えたキアヌ・リーブスがかつてない壮絶アクションを繰り広げています。
そして今秋は、さらに世界を熱狂させること間違いなしの、<オジ様×アクション>映画が目白押し! 今回は、そんな各国のスター級オジ様たちが銀幕で暴れまくる、注目作の見どころをピックアップしてご紹介。
◆インド中のスマホが敵!?インドの映画界のスーパースターが大暴れ!『ロボット2.0』(10月25日公開)
合体巨大化の案など、未だかつてないバトル展開が『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』のクライマックスに影響を与えたとされる伝説の作品、「ロボット」シリーズの新作が遂に登場!7年の時を経てさらにパワーアップした本作は、インドで昨年の興行収入ランキング1位を獲得し、製作費90億円という、歴代ボリウッドNo.1スケールで贈る超大作だ。主演は、世襲制の根強いインドでバスの車掌から成り上がった奇跡のスーパースター、御年68歳の人間国宝・ラジニカーントが務め、前作に引き続き最強ロボットの「チッティ」を熱演。突如として大量のスマートフォンが人々を襲い、街を破壊する異常事態の中、2.0にアップデートされたチッティは、再び予測不能なアクションで、今回もとんでもアクションをぶちかます!?
(C)2018 Lyca Productions. All rights reserved.
◆シュワちゃん代表作『ターミネーター2』の正統なる続編!『ターミネーター:ニュー・フェイト』(11月8日公開)
「ターミネーター」シリーズをはじめ、『コマンド―』(85)や『プレデター』(87)やといった、今なお愛され続けるアクション映画の金字塔に、幾度となく主演を飾ってきた大スター、アーノルド・シュワルツェネッガー(72歳)。今回、代表作『ターミネーター2』(84)の正統なる続編が、35年ぶりに描かれる。シリーズの生みの親であるジェームズ・キャメロンが製作総指揮をとり、監督は、R18作品ながら世界中で大ヒットしたアクション大作『デッドプール』(16)でその名を知らしめたティム・ミラー。伝説的スター×気鋭のアクション監督の新たなる化学反応に、今から胸の高鳴りが止まらない!!
(C)2019 Skydance Productions, LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film
◆日本の至宝・役所広司が世界最高峰のデスゾーンに挑む!『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁』(11月15日公開)
最後にピックアップするのは、昨年日本アカデミー賞主演男優賞で3度目の受賞となった『孤狼の血』のほか、カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞した『うなぎ』(97)や、アカデミー賞ノミネート作『バベル』(06)など、話題作を立て続けに出演する役所広司の主演最新作。
名監督ジョン・ウーのハリウッドデビューを後押しし、『フェイス/オフ』『M:I‐2』「レッドクリフ」シリーズなど、世界的大ヒット作を多く手掛ける名プロデューサーのテレンス・チャンと初タッグを組み、日中合作の圧倒的スケールで贈るアクション大作だ。
本作で、”ヒマラヤの鬼”と呼ばれ、ヒマラヤ救助隊「Wings」を率いるジアン隊長を熱演した役所は、陰謀が渦巻く過酷なエベレストの地を舞台に、時にクレバスを大ジャンプし、時にピッケルで銃を持った敵と戦うなど、御年63歳とは思えないほどの壮絶アクションを繰り広げる。日本が誇る名優による、飽くなき挑戦作。「これぞ役所広司!」と世界がうなること請け合いの本作は、映画ファンは絶対に押さえるべき!
(C)Mirage Ltd.
なお、それ以外にも、名優レイフ・ファインズ主演の『キングスマン:ファースト・エージェント』や、ダニエル・クレイグがジェームズ・ボンドを演じる最後の作品と言われる『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』など、スター級のオジ様たちがスクリーンで大活躍する作品が次々に公開!この秋は、オジ様と共に暴れまくれ!
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