【議論】日本で嫌がらせを受け続けた韓国料理店の店主 / ついに耐えきれず帰国「酷い事した人たち勝てて良かったね」
世界情勢に疎(うと)い人たちでも、さすがに日韓関係が悪化している事は知っているはず。
そんななか、日本で韓国料理店を経営している韓国人店主が、嫌がらせに耐え切れず帰国を決定。その店主と交流があった男性が「彼に酷いことした人達、勝ててよかったね だけどそれで何を得たの?」と、悲しみをインターネット上で吐露し、大きな注目が集まっている。事実ならば、怒りを通り越して釈然としない気持ちとなる。
・韓国料理店に通っていた男性
その悲しみをTwitterに書き込みしたのは、ニックネーム「BYRD」さん。彼は韓国人店主の韓国料理店に通っていたらしく交流があったようだ。そんなふたりの関係と、韓国人店主の今後について、BYRDさんは以下のように語っている。
・BYRDさんのコメント(引用)
「通ってた韓国料理屋、韓国人のおっちゃんがお店を閉めて韓国へ帰るらしく最後にご馳走してくれていつもお店に飾ってあったこれをくれた なぜ帰るのか訊ねると日韓情勢が悪くなる度に嫌がらせを受けてもう耐えられなくなったとのこと 彼に酷いことした人達、勝ててよかったね だけどそれで何を得たの?」
通ってた韓国料理屋、韓国人のおっちゃんがお店を閉めて韓国へ帰るらしく最後にご馳走してくれていつもお店に飾ってあったこれをくれた
なぜ帰るのか訊ねると日韓情勢が悪くなる度に嫌がらせを受けてもう耐えられなくなったとのこと
彼に酷いことした人達、勝ててよかったね
だけどそれで何を得たの? pic.twitter.com/eMYSKadQro— BYRD (@mrmehoso11) September 23, 2019
彼は1人で遥々日本に来て必死に稼いだ金を注ぎ飲んでお世辞にも立派とは言えない小さな店を開いた
それでも料理は本当に美味しくて彼の人柄が滲み出たような優しい味だったのに
日本人はみんな優しいから好きだと言ってくれたのに
そんな彼を他の誰でもなく僕ら「日本人」が追い出すことになるとは— BYRD (@mrmehoso11) September 23, 2019
綺麗事の通じないこの世の中で物事の良し悪し、真実と嘘は一筋縄ではわからない
それは僕にも言えることだしネットを介せば特にそうだと思う
何が好きで嫌いかは人それぞれで一概に善悪を決めることはできない
だけどあのおっちゃんはいつも笑顔で美味い料理を作ってくれていたことだけは断言できる— BYRD (@mrmehoso11) September 23, 2019
今となっては誰がやったとか、どんな慰めの言葉も彼の今までの時間を取り戻すことはできないし、彼の心の傷を癒すことはできない
ただもしみんなの周りに真っ当に生きて優しく接してくれる外国の人が困っていたら主義主張関係なく優しく手を差し伸べてあげてほしい— BYRD (@mrmehoso11) September 23, 2019
言いたくなかったけどおっちゃんに「店の名前を出してこのことをSNSで拡散したら助けてくれるかも」と伝えたら「もう大丈夫、ありがとう」と最後まで笑顔でした
以上です。— BYRD (@mrmehoso11) September 23, 2019
・非常に卑劣で卑怯な私刑を実行
日本と韓国の問題は、多くの人たちが楽観視していない。そして「どちらの国が悪いか」で毎日のように議論が繰り返されている。しかし今回の問題は、決して「どちらの国が悪いか」の問題ではない。これは「人が人に嫌がらせをする」という、非常に卑劣で卑怯な私刑を実行する者がいるということが問題であり、幼稚で稚拙な行為に悲しみを覚える。
・国ではなくひとりの人として
このエピソードが事実であれば、日本においてこのような卑劣な行為がいまだに続けられていることを知り、悲観する人は少なくないはずだ。国ではなくひとりの人として、人と触れ合っていきたいものである。
もっと詳しく読む: 日本で嫌がらせを受け続けた韓国料理店の店主 / ついに耐えきれず帰国「酷い事した人たち勝てて良かったね」(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2019/09/24/korean-restaurant-suffering-news/
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