【タヒチ 女子旅】 現在も真剣勝負の「バナナ担ぎ競争」を見物!
南太平洋に浮かぶ島々、仏領ポリネシア。美しい青い海や自然、現地の人々による温かいおもてなしなど「地上最後の楽園」との呼び声も高い、世界中の旅行者に人気のリゾート地です。日本から仏領ポリネシアの中心タヒチまで直行便で行くことができます。
南国の代表的なフルーツと言えば、バナナ。そのバナナを担いで「競争」するという、なんとも南国らしいレースが、年に一度、タヒチ中心部のパペーテで行われます。観覧無料。

毎年7月に行われるポリネシア最大の祭り「ヘイヴァ・イ・タヒチ」関連イベントの1つ。準備会場では、本物のバナナを肩に担ぐ丸太に結び付け、重量を測る作業風景が間近に見られ、特に珍しい外国人は皆、興味津々の様子・・・
開催場所は、パペーテの海沿いにあるパオファイ公園。公園内の道路を一部封鎖して1周約1.5kmのコースを基本2周、バナナが結びつけられた丸太を担いで“よーいドン”、最も速くゴールした人が優勝という、とてもわかりやすくシンプルなルール。
男性の部が20kg/30kg/40kg/50kg、そして女性の部(15kg)の合計5部門(下の写真は女性の部)
開始時間が近づくと、会場には観光客や現地の人々らがどんどん集まり始め、スタート直前にはコース沿いが人でほぼビッシリ。
参加者は、タヒチ島をはじめとしたポリネシアの島々、クック諸島やフィジー、さらにニュージーランドからも。レース前にニュージーランドの原住民マオリ族伝統の踊り「ハカ」で気合を入れる光景も見られました。
そして、レースがスタート。20kgの部は最もビギナー向けとあって、若者からやや年配の人まで参加者の年齢層はさまざまではあるものの、足どりが軽やかなのはやはり若者。
パレオ1枚をまとった男性参加者たち、まずは一斉に丸太とバナナを担ぎ、コースへ走り出していきました。
最初は丸太とバナナを担いでゆっくり走るも、ゴールが近づくと先頭グループはとにかく全力疾走で、観客も大盛り上がり。丸太とバナナを落とすまいと必死にゴールを目指す参加者もいて、観客は最後の1人がゴールするまでその場を離れることなく、温かな拍手と声援が送られていました。
ポリネシアの現代版「運動会」ともいえる、バナナ担ぎ競争。「ヘイヴァ・イ・タヒチ」見物と合わせて、ぜひ!
タヒチ観光局https://tahititourisme.jp/ja-jp/
(Written by A. Shikama)
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