滝沢秀明が想いを引き継ぐ「ジャニーさんはステージ上では亡くなっていない。ぜひジャニーさんの考えたエンターテインメントを観に来てもらいたい」と国分太一が呼びかけ
ジャニーズ事務所の社長・ジャニー喜多川氏(87)が、解離性脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血のため、7月9日に死去。10日朝の生放送情報番組『ビビット』(TBS系)でMCを務めるTOKIOの国分太一が、胸の内を語った。
ジャニー氏は6月18日に倒れ病院に緊急搬送された。倒れる前日はテレビ局の人と打ち合わせを続けており、マネージャーにも「あんなこともやりたい」とずっと話していたという。倒れる2日前にはジャニー氏の後継者とも言える滝沢秀明と8月の公演に向けて打ち合わせをしていた。
国分は、「滝沢が演出・脚本の公演が本当に良かった!」と絶賛。「今後も滝沢率いるジャニーさんの想いとジャニーさんが作ったエンターテイメントは続きます。ジャニーさんはステージ上では亡くなっていないと思うんですよ。僕はジャニーズ事務所の演出って日本の古典になりつつあると思うので、これで興味を持った方は、ぜひジャニーさんの考えたエンターテインメントを観に来てもらいたいなと、思いますね。それが一番ジャニーさんが喜ぶことだと思います」と呼びかけた。
また病室には、ジャニーズの新旧グループの楽曲を11時間にまとめたプレイリストが流されていたと明かし、「(プレイリストは)11時間でまとめましたけども、それ以上の苦労と戦い、それを受け入れてもらおうと頑張ったジャニーさんの時間、日本の男性アイドルのエンターテイメントを確立したのは間違いなくジャニーさんなんですよね。頭に描いていたものを形にできる人って、そういないと思うんですよ。時代は変わっても、どこかで女性だったらジャニーズの所属タレントにハマるときってありませんでしたか?
ジャニーさんとの出会いは自分が13歳の頃で、振り返ると31年経ちました。その31年の間でジャニーさんには、エンターテイメントの素晴らしさ、そしてこの仕事の魅力、難しさ、たくさんのことを教えてもらいました。この番組(『ビビット』)を始めるときも非常に迷いました。でも、僕の心の中には、ジャニーさんがずっと言っていた『YOUやっちゃいなよ!』という言葉がずっと胸の中にあります。これは、いろんなことをチャレンジしているジャニーズ事務所の所属タレント全員が持っている言葉です。『YOUやっちゃいなよ!』という言葉で、新たな挑戦、チャレンジをできるようになったんだと、僕はそう思っています。本当に感謝しかありません。ジャニーさん、本当にありがとうございます」と溢れる想いを言葉にした。
そして、「やっぱり今、エンターテイメイントが普通に日本で楽しめているのは戦争がないこと。それはジャニーさんがずっと言っていることであって、幸せだから人を喜ばせることができるんだよ!ということは僕らもずっと言われてきたことですし、各々いろんな仕事をしているメンバーがいますので、その想いを持ちながら『YOUやっちゃいなよ!』精神で突き進んで行きたいと思います」と締めくくった。
関連記事:
国分太一 病室に先輩後輩が集まった貴重な3週間「別れる時間もジャニーさんは演出してたのかな」
https://getnews.jp/archives/2178498
テレビが好きだポン。NHKの受信料はちゃんと払ってるポン。
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。