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サザビーズ「アポロ11号の幻のビデオテープ2億円で売ります!」 天文ファン「それもうネットで無料公開されとるで」

アポロ11号が初めて月に着陸してからちょうど50年目の日となる今年7月20日、アポロ11号にまつわる珍品中の珍品が競売にかけられようとしています。

その珍品とは、アームストロング船長が月に第一歩を記し、あの名言「これは1人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」を発した場面を含む映像と音声が収められた3本のビデオテープ。当時、世界で5億人がテレビ視聴したものよりも鮮明なオリジナル映像が収められたそのテープは、これまでにわずか3回しか再生されたことがないそうです。

7月20日にニューヨークでアポロ11号記念オークションを開催するサザビーズは、この幻のテープをオークションの目玉として200万ドルで売りたい腹積もりがあるようですが、そこに天文ファンからのツッコミが入っていました。


https://twitter.com/AbulafiaRaziel/status/1145060687733055494

サザビーズ「月面着陸50周年記念を迎える今年7月、NASAによって録画されたアポロ11号の月面着陸映像のうち、最高の保存状態のビデオテープを提供します」

天文ファン「水を差してごめんやけど、それってもう修復した公有映像をNASAが世界に向けて無料で公開しとるで。ワイの目にはおたくが200万ドルで売り込んでる映像とまったく同じに見えるけどな」

NASAが公開しているのはテレビ放送された映像の修復版ということですが、確かに、場面的にはサザビーズのテープと同じ映像のようです。となると後は、オリジナルのテープ自体を所有することと、テープの4回目の再生者になれることに価値を見い出せるかどうか? 物の価値は人それぞれとはいえ、200万ドルを払ってでも手に入れたいという人が現れるのか、気になりますね。

多数記録されたアポロ計画のビデオテープは、1970年代になって政府から経費削減を求められたNASAがテープを重ね録りしたり、政府主催のオークションに出品してお小遣い稼ぎをしたりする中で失われていってしまいました。この3本は、そうしてオークションに出されたテープの山を、当時インターン生としてNASAに出入りしていたゲイリー・ジョージ氏が約218ドルで買い取った中にたまたま紛れ込んでいたもの。テープは2008年にジョージ氏が内容を確認した時に2回、サザビーズが品質を確認した時に1回の計3回しか再生されておらず、保存状態は極めて良好。3本のテープには、ジョージ氏が再生した時に10ビットの非圧縮ファイルにデジタル化したデータも付属します。

画像とソース引用:『Twitter』及び『sothebys.com』より
https://www.sothebys.com/en/articles/one-small-step-one-rare-recording-see-the-moon-landing-like-never-before?locale=en&cmp=social____twitter_one_small_step_one_rare_recording_apollo_11_tapes_28-jun-2019[リンク]

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: ろくす) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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