【すごい】芸能記者が芸能人を張り込む→ 関係者と間違われて一緒にカラオケ→ バレて怒られる→ 奇跡が起こる

作家の神田桂一さんといえば、絶賛された書籍「もし文豪たちがカップ焼きそばの作り方を書いたら」の著者であり、アーティストとしても知られている人物だ。そんな神田さんが、芸能記者だった頃のエピソードをインターネット上で語り、注目を集めつつある。

芸能記者が芸能人を張り込む→ 関係者と間違われて一緒にカラオケ

神田さんによると、かつて写真週刊誌で働いていた頃、芸能人の飲み会の場を張り込むことがあったようだ。記事のネタになる写真を撮るためだと思われる。とあるドラマの打ち上げ飲み会を張り込んでいたとき、ドラマ関係者と間違われ、一緒にカラオケをすることになったそうだ。

芸能人の事務所の人に軟禁されて恫喝される

そこでピンチが訪れる。神田さんと同僚がカラオケでタンバリンをたたきながら楽しんでいたところ、関係者ではないことがバレてしまったという。芸能人の事務所の人に軟禁され、恫喝がはじまったのだとか。

もはや絶体絶命。しかし! とあることがきっかけで、最終的に助かったようだ。いったい何があったのか!?

<神田桂一さんのXコメント>

「20代の頃、写真週刊誌で働いていた僕は、よくあるドラマの打ち上げ現場に駆り出された。六本木のカラオケ店で打ち上げは行われていたが、同僚と二人でちょっと見に行ってみると、扉が開いていた。ふらっと入ってみたら、早くこっち来なよーと言われ、完全に仲間と勘違いされ、そのまま勢いでカラオケに参加。芸能人が間近にいる中で、調子に乗ってタンバリンを叩きながら合いの手を入れていたら、肩を叩かれた。「あなたたち、どなたですか?」別室に連れて行かれた。僕らは軟禁された。そこからは事務所の人間による恫喝が始まった」

「まず写真を撮られ、編集部に電話しないと記者会見出禁にするぞと脅された。僕らは「面白そうだったので、入りました・・・一般人です」とシラを切り続けた。手帳を見せろと言われ、僕は持っていなかったが、同僚が持っていて、バッチリ、張り込み◯◯時と書かれていた。しかし同僚は「なんのことかさっぱり・・・」お前らふざけるな! と事務所の人間はイライラがマックスになっていた。そして写真撮っただろ。カメラだせと行ってきた。僕は持っていなかったが、同僚が持っていた。同僚がカメラを差し出す。同僚は美大卒だった。事務所の人間がカメラを見る」

「そこには延々と曼荼羅の写真が映し出されていた。「なんだこれは!」「曼荼羅です」僕は笑いを堪えるのに必死だった。沈黙が訪れた。その後、もっと偉い人が登場、俺も反対の立場だったらそうするだろうから、今回は許すといって解放された。約3時間ほどの出来事だった。曼荼羅がなかったら、もっとひどいことになっていたと思う。ありがとう、曼荼羅。訳がわからないと許される話」

「」






芸能人ではなく曼荼羅の写真が記録されていた……!

事務所の人にカメラを見せた同僚。しかしそこには、芸能人ではなく曼荼羅の写真が記録されていた……! そんな曼荼羅のおかげなのか、無事に解放された神田さんたち。もしカメラに芸能人の姿が映されていたら……。結末は変わっていたかもしれない。

曼荼羅と事務所の偉い人のおかげで助かった!?

それにしても「俺も反対の立場だったらそうするだろうから、今回は許す」と言ってくれた事務所の偉い人、懐が広すぎる! この出来事、曼荼羅と事務所の偉い人のおかげで助かったといえよう。


※冒頭イメージ画像はフリー素材サイト「写真AC」より

(執筆者: クドウ秘境メシ)

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