ダイアナ・ロス、次回作についてマーク・ロンソンと相談「楽観的で前向きな歌を歌いたい」
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カナダ・トロントの【TDトロント・ジャズ・フェスティバル】に出演したダイアナ・ロスが、ソニー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツでQ&Aセッションを行なった際、DJ/プロデューサーのマーク・ロンソンと次回作について相談していることを明かした。
75歳になったロスは、50年間のキャリアでアルバムを1億枚売り上げており、米ビルボード・ソング・チャート“Hot 100”No. 1を18回記録している。この内6曲がソロ、12曲がシュープリームスのメンバーとしての楽曲で、14のアルバムがTOP10入りしているほか、彼女は【ロックの殿堂】入りを果たしている。そんな彼女は現在ストリーミングが主流となった音楽の聴き方に触れ、自身はアナログ盤のシングルやLPレコード、8トラックやカセット・テープの時代を見てきたと語った。
次回作についてロスは、「これからスタジオ入りしてまたアルバムを作ろうと準備しているけれど、今自分がいるところ―これ英語合っているかしら?―人生の今の時点(を反映した曲)をやりたいと思っている」と明かし、「皆さんに非常に感謝しているし、ありがたく思っているから」と観客を指差しながら話すと、満員の来場者から大きな拍手が沸き起こった。彼女は、「ブルースは歌いたくない。皆さんに響くような、自分の人生のこの時点からの、楽観的で前向きな歌を歌いたいと思っている」と語っている。
そして彼女は、「だから本当に素晴らしいプロデューサーと会ったの。マーク・ロンソンって名前なんだけれど、本当にいい人なのよ、とても謙虚で」と明かし、「“【アカデミー賞】受賞後はどんな気持ち?”って私が聞いたら、“次”って言うんだから。仕事をする準備ができているのよ。彼はすてき、すてきよ」と絶賛した。ロンソンはレディー・ガガが主演した映画の楽曲「シャロウ」で、ガガ、アンドリュー・ワイアット、アンソニー・ロッソマンドと共に<ベスト・オリジナル・ソング>部門で受賞した。
来場者の一人から、「試練を経ても輝き続ける秘訣は?」と質問されたロスは、「愛でしょうね」と答えた。「あなたを愛している。(仕事を)愛している。仕事とすら呼んでいないもの。これは私の楽しみなの」と彼女は述べ、「ちょっと大変だったりするのは旅の部分で、空港からの移動とかそういうのだけはね。でも実際ここに立ってパフォーマンスをして皆さんのために歌って、こうやってライトがついていると……皆さんは嫌かもしれないけれど、私はあなた方の顔を見たいの。私はさっさとカーテンを下ろしてしまうようなアーティストではない。私かあなたではなくて、私たちは共にいる。私を観に来てくださることには感謝しかない」と語った。
そして、身体的な意味で70歳を過ぎても美を保ち続ける秘訣については、「エネルギーというか光は、毎日瞑想しているからだと思う。座って静かにして、道が開くのを待つ時間を毎日作っている。あと、私はうわさ話をしない。ネガティブなことからは距離を置いている。身体に良いものをバランス良く食べている。水をたくさん飲んでいる。ありがたいことだわ。すてきな子どもや孫がいて、多くの喜びを運んできてくれる」と話している。
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