Netflixで『新世紀エヴァンゲリオン』の配信スタート カヲルとシンジの会話の英訳が議論に

6月21日から、『Netflix』が世界190か国における『新世紀エヴァンゲリオン』の配信を開始しました。配信開始直後から、カヲルとシンジの会話の英訳が「ちがーう!」と議論になっています。


https://twitter.com/jimmygnome9/status/1142051363024715776
「悪いけど、これはダメだ。(右が、Netflix版エヴァ)」というツイートが指摘しているように、カヲルがシンジに向かって「I love you」と言うくだりが、Netflix版では「I like you」になっています。カヲル=ゲイキャラという前提のファンからすれば、カヲルのシンジへの思いが「I love you」ではなく、「I like you」だと、前提が否定されたことになりますね。


https://twitter.com/Lunar_Opals/status/1142148403368886272
「エヴァをNetflixで見ちゃダメだ。シンジとカヲルの感情を抹殺するような決断を下したNetflixを支持しちゃダメだ」と怒りをストレートにつぶやく人もいます。


https://twitter.com/snake_sunflower/status/1142102579226259456
「Netflixはカヲルの“I love you”というセリフを変更して、カヲルとシンジをストレート(異性愛者のこと)にしちゃった。2019年のプライド月間に」と批判する人もいます。

他にも『Netflix』に向け、「Netflixってホモフォビア(同性愛者に対して否定的な立場の人)だったの」、「弱虫かよ」、「検閲はダメだよ」、「カヲルとシンジをいとこの関係にするなよ」といった批判の声が上っています。

曖昧さが特徴の日本語と、ストレートでダイレクトな物言いが特徴の英語の間の翻訳は色々と難しいことがあるものですが、それ以上にコアなファンの承認を得るほうが難しいようです。

※画像:『Twitter』より引用
https://twitter.com/shokikita/status/1142063513885708288

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(執筆者: 6PAC) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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