なんでもiPhoneカスタマイズ闇ショップ「ディスプレイの交換は1万円」
いまや世界中で愛用されているケータイといえば、アップル社の『iPhone』だ。日本では正規キャリアとしてソフトバンクモバイルが『iPhone』を販売・管理している。一部の国を除いて、正規で『iPhone』が売られている国ではひとつのキャリアでしか使用できないようになっており、いわゆるSIMロックという機能で利用範囲に制限が設けられている。
そんな『iPhone』だが、香港やタイの一部ではSIMロックをはずしたり、修理を格安で請け負ったり、パワーアップまでしてくれる闇ショップがあるというのだ。また、『iPhone』と多くの部分で同じシステムと仕様を持つモバイル機器の『ipod touch』に関してもその闇ショップで修理・改造をし、場合によってはパワーアップもさせてしまうという。
ということでガジェット新編集部は、タイのバンコクにあるという『iPhone』や『ipod touch』の闇ショップに潜入取材! どんなことが行われているのか調査してみた。
タイの大手デパート『マーブンクロウ』は、ケータイ機器ショップが集中している東南アジア最大級のモバイル地帯だ。ここで非公式に『iPhone』や『ipod touch』のカスタマイズや修理をしている『iPhoneクリニック』という店がある。ここでは、壊れた『iPhone』や『ipod touch』はもちろんのこと、『iPhone』や『ipod touch』をパワーアップさせる改造も行っている。もちろん、SIMロック解除はお手のもの。
修理や改造の相場をうかがったところ、「どのバージョンでも『iPhone』のディスプレイの交換は1万円だね。『ipod touch』の電池交換は3600円だよ。ディスプレイも電池交換も30分もあれば完了するから、もしやってほしいなら買物している間にやっておくよ(笑)」とのこと。また、SIMロックはずしは『iPhone』のバージョンによって違うものの、『iPhone 3GS』のSIMロックはずしもすでにできると話していた(実際にやってもらってないので真偽は不明だが)。
『iPhoneクリニック』のショーケースには、数々の『iPhone』や『ipod touch』の部品が陳列されている。客層を聞いてみたところ、日本人や中国人は少なく、圧倒的に欧米人が多いとのこと。また、「正規で修理を依頼すると代金がバカにならないからね。どうせどこで修理しても同じならってことで、ウチに修理を依頼してくるタイ人も多いよ」とのこと。
かつてガジェット通信編集者は、アップルの店員に「実は『ipod touch』は修理ができないので交換ということになるんですよ。中を開けられないんですよね」と言われたことがある。それをいともカンタンに開けてしまい、そして元に戻して修理してしまうとは、なかなかの腕前……、といいたいところだが、正規ではないのでほめていいのかどうかは微妙である。
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