Amazon、自社主催のAIカンファレンスで配送センター用新型ロボットを紹介! 倉庫ロボットのスタートアップ買収も同時発表

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米国時間6月4日~7日まで開催されたAmazonのAIカンファレンス「re:MARS」。同社が導入を予定しているさまざまなロボットが紹介され、大いに盛り上がった。

・仕分け作業に従事する2つの新型ロボット

注目株は今回新たに発表された2つ配送センター用ロボットだろう。まず、新型ロボット「Xanthus」。従来品より部品を1/3減らすことで低コストを実現。そのせいか、かなり薄型だ。幅広い作業に対応するため、本体上部に多彩なモジュールを装着することができる。

もう1つは「Pegasus」という移動ロボット。本体下部にベルトコンベヤー搭載した完全自走式。「Xanthus」よりもはるかに小さく、個々の荷物を素早く正確に分類するよう、設計されている。こちらはすでに米国内Amazonの仕分け施設に800台導入済み。配送センター内を自ら動き回り、荷物を下ろす作業に従事している。ちなみに現段階において、同社が世界各地で使用しているロボットは20万台あるという。

・Canvas Technologyとの強力タッグ

同社はまた、このカンファレンスでコロラド州ボールダーを拠点とする倉庫ロボットのスタートアップCanvas Technologyを買収した、と発表。Canvasとタッグを組むことで、自律型ロボットに必要なノウハウを得ることができる。その技術は前述2つのロボットにも十分生かされている。

今後はCanvasの力を借りつつ、ロボットの安全性の向上に努めていくとのこと。人間との共同作業を可能にする大規模なロボットシステムの開発をめざす模様。

souce by IEEE SPECTRUM

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