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水産庁Q&Aコーナー・カウンター版(クジラを食べたかったネコ)

水産庁Q&Aコーナー・カウンター版

今回はカメクジラネコさんのブログ『クジラを食べたかったネコ』からご寄稿いただきました。

水産庁Q&Aコーナー・カウンター版(クジラを食べたかったネコ)

さる5月25日、ガジェット通信におきまして
『水産庁「鯨問題に関するよくある質問と答え」で「クジラは特別な動物と思わないか?」という質問への回答が話題に』との記事が掲載されました。

https://getnews.jp/archives/2159350

実は、話題になっている大元の水産庁HPのコンテンツなのですが、
これは2014年に国際司法裁判所で日本の調査捕鯨に対し国際法違反の判決が出る前に作成されたものでありまして、
判決が出た後も、なぜか数字その他肝腎の箇所がまったく訂正もされずに放置され、
首相官邸からのリンクもそのまま張られているという次第です。
それでこの度、当方で具体的のどの箇所がどのように誤っているかを指摘する記事を用意いたしました。

 

鯨問題に関するよくある質問と答え

 
Q1:日本はどうして絶滅にひんしたクジラをとるのか?

~ 水産庁の回答 ~

一言で「クジラ」と言っても、80種あまりもおり、シロナガスクジラのように絶滅の危機に瀕している種類もあれば、ミンククジラのように資源量が極めて豊富な種類もいます。

日本の調査捕鯨では、ミンククジラ、ニタリクジラ、イワシクジラ、マッコウクジラ、ナガスクジラを捕獲していますが、調査の際には、現在の資源量に悪影響を与えないような捕獲頭数を科学的手法により算出し、その頭数の範囲内で捕獲を行っています。

日本は、資源が豊富なクジラの種・系群を枯渇させることなく持続的に利用することを基本方針としており、シロナガスクジラのように個体数の少ない種類については積極的に保護に取り組んでいます。

~ カウンター回答 ~

日本が調査捕鯨でとってきたナガスクジラはレッドリストでジャイアントパンダと同じ、イワシクジラはマウンテンゴリラと同じランクに該当する絶滅危惧種。そうした野生動物を年間数十、数百頭も殺し続ける「調査」は世界でも日本の調査捕鯨以外に例がありません。

また、J系群とよばれるミンククジラも、主に日本と韓国による混獲が原因で絶滅が危惧されています。今日では野生生物の保護は種ではなく地域毎の個体群(系群)を対象に行うのが常識。IWC科学委員会でも、ミンククジラJ系群を日本が捕獲することへの懸念が表明されました。

日本は明らかに「資源が豊富」とはいえない絶滅危惧種・個体群のクジラをいまなお捕り続けているのです。そして、これらの鯨種・個体群を捕獲の対象から外すよう求められても、水産庁は無視し続けています。また、水産庁はIUCNのガイドラインとはかけ離れた基準に基づくレッドリストを作成し、評価した鯨類は希少なスナメリを含めすべて絶滅危惧種から外してしまいました。

野生動物の「積極的な保護」とは、個体数を増やすための人工繁殖・増殖事業や、人間活動を厳しく制限する広大な保護区を設けて健全な生態系を再生する事業を指すもの。しかし、シロナガスクジラなどのために日本がそうした取り組みを主導したことは一度もありません。

 
Q2:調査捕鯨は疑似商業捕鯨ではないか?

~ 水産庁の回答 ~
調査捕鯨では、1頭1頭のクジラから、それぞれ100項目以上の科学データが収集されています。その分析結果は、毎年国際捕鯨委員会(IWC)科学委員会に報告されており、高い評価を得ています。

また、調査が終わった後の鯨肉は市場で販売されていますが、これは国際捕鯨取締条約において、捕獲したクジラは可能な限り加工して利用しなければならないと規定されていることに基づいているものです。

調査捕鯨は、鯨類の調査のために行われているものであり、鯨肉を販売することを目的にして行われているものではありません。

~ カウンター回答 ~
そのとおり。2014年の国際司法裁判所(ICJ)の判決によって、日本の南極海調査捕鯨が国際捕鯨取締条約のいくつもの条項に背く違法な商業捕鯨であったことがはっきりと示されました。

とりわけ、本川一善水産庁長官(当時)が2012年の国会で「味や香りがいいミンククジラを安定的に供給するため、南氷洋の調査捕鯨が必要だ」と答弁したことが判決の決め手になりました。「鯨肉を販売すること」こそ、まさに調査捕鯨の主目的にほかならなかったのです。

ちなみに、「高い評価」というのは、日本がIWC科学委員会に大勢送り込んでいる御用学者たちによる〝内輪〟の評価。同委員会でも日本の調査捕鯨に対する批判的な勧告がたくさん出されています。

 
Q3:日本は海外援助で発展途上国の票を買っているのではないか?

~ 水産庁の回答 ~
そのようなことは行っていません。日本の海外援助は世界の150カ国以上を対象に行っていますが、この中には常に反捕鯨の政策をとっている国も含まれています。

鯨類資源の持続的利用を支持する国々は、各国の意志に基づきその考え方を支持しているのです。

~ カウンター回答 ~
「国際会議の票を買ってます」なんて正直に白状するわけありませんよね。けど、「日本の援助は捕鯨推進の目的〝だけ〟に限られる」なんて誰も言ってないのに、問題をすり替えているのが、嘘をついている何よりの証拠。元農水事務次官の亀谷博昭氏や直接交渉に携わってきた元水産官僚の小松正之氏も、日本がIWCで支持国を増やすためにODAを活用してきたことを認める発言をしています。

実際、援助の中身を比べてみると、援助を供与する際の要件が甘かったり、借金を返さなくてよい無償援助の比率が高いなど、IWCで日本を支持している国はそれ以外の国より明らかに〝得〟をしているのです。

捕鯨支持国の側でも、日本の援助との関連、日本が分担金や旅費を肩代わりしてきたことを示す数多くの文書や証言が出てきています。のみならず、日本が途上国の高官を買収するためコールガールを手配する売春接待まで行っていたことも発覚しています。

それらの国々は、一部の捕鯨国を除いて捕鯨産業と無縁で、国際会議で日本を支援していることなど国民は何も知りません。ただIWCの場で代表が日本にレクチャーされたとおりの主張を繰り返すだけなのです。

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