【Kleissis インタビュー】歌う、踊る、演じる、ギュッと詰めてお届けできたらいいな

access_time create folderエンタメ

7人の声優によるヴォーカルユニット、Kleissis(クレイ・シス)。4月の記者会見でスマホRPGゲーム『アルカ・ラスト 終わる世界と歌姫の果実』(今夏リリース)に7人がキャラクターとして出演していることが明かされた。新たな展開を迎えた今の心境と今後について山田麻莉奈、髙橋麻里、金子有希に語ってもらった。
金子有希、髙橋麻里、山田麻莉奈 (okmusic UP's)
ゲームの制作発表は、 新たな楽しみが増えた日でした

――4月6日にスマホRPGゲーム『アルカ・ラスト』の制作発表がありましたが、その発表の時はどんな気持ちでしたか?

金子:“やっと発表できた”という気持ちでした。でも、私たちは当然知ってはいたので、特に大きな心境の変化とかはなかったですね。

髙橋:ファンの人たちはビックリしたと思います。“こんなに大きなプロジェクトだったんだ!”って(笑)。

山田:制作発表の時、ゲームの映像とかを見てジーンときちゃって泣きそうでした。グループが出来てからの期間が長かったので“やっと”という気持ちもありましたし、ゲームを通して改めてファンの方も“この曲にはこういう意味があったんだ”って思いながら聴いてもらえるようになりましたし、新たな楽しみが増えた日でもありました。早くゲームをやってみたいです!

――その制作発表の時に《事前登録者数が1万人を超えたら新曲をリリースする》と告知されましたが、あっという間に1万人を突破しましたよね。

髙橋;すっごくありがたいなって思います!

山田:すぐに1万人を超えて、そのまま2万人も超えたというのを聞いてビックリしました。それでもう1曲作ってもらえることになったのでうれしいです!

金子:新しい曲は7月20日の結成1周年単独ライブで披露するので、まだファンの方は誰も聴いてないんですけど、これまでの楽曲とはまた違ったタイプの曲になると思います。

――これまでに7曲発表をされて、どれも思い入れが強いと思いますけど、特に好きな曲は?

山田:選ぶの難しいんですけど、私が演じるキャラクター《サユキ》に深く関わっている「贖いのアリア」かな。しっとりとした曲調が個人的にもすごく好きです。

高橋:私は「逆さまの世界にて」。Kleissisの楽曲って強い曲が多いんですけど、この曲は女性らしさや切なさが感じられて、ライヴで歌っていてとても気持ちいいです。

金子:私も「逆さまの世界にて」ですね。自分の担当曲というのもあるんですけど、より物語チックな歌詞とか、ダンスの振り付けも好きです。ファンの方たちが“ライブで一番化けた曲”だと言ってくださってるみたいで、それを知ってすごくうれしかったです。

――新曲の2曲のほかにも、今後どんどん曲が増えていくと思いますが、どんな曲を歌ってみたいですか?

金子:ハモリがたくさん入っている曲とか、セリフ入りとか、ちょっとミュージカル調になっている曲だったり。

山田:セリフ、いい!

金子:私は、ゲーム用のアフレコがまだ終わってないんですけど(取材時)、他のメンバーは録り終えてるから、それぞれのキャラの特徴がつかめてて、だからキャラの個性を生かしたセリフ入りの曲が欲しいなって。あと、全部の世界観をつなげたような曲とか。

高橋:全体的なことは、ねこさん(金子)が言ってくれたんですけど、あとはキャラを生かしたソロ曲もいいなって。

山田:キャラで歌うという意味では、キャラクター同士の関係性もあるので、ソロだけじゃなくてユニット曲も欲しくなりますね。全体で歌う曲があって、ソロ曲があって、ユニット曲があったら、ライブの構成も広がりますから。

―ーゲーム用のセリフの収録(アフレコ)も行われたということなので、それぞれのキャラについて改めて教えてください。

山田:はい、私が演じるサユキちゃんは天然でおっちょこちょいで守ってあげたくなる女の子です。積極的に行けない引っ込み思案なところは私自身と似てるかもしれないです(笑)。

高橋:私が演じるユンちゃんは、ユルふわで自由な子ですが、自分をしっかり持っていて周りに流されない性格。ポジティブで明るいところは私と似ています(笑)。

金子:私が演じるミウはサバサバした性格の女の子で、立ち位置としてはミオ(元吉有希子が演じるキャラ)と同じお姉さんキャラですけど、あまりお姉さんにしすぎないようにしたいなと思っています。
7月の単独ライブでは、 Kleissisの世界観に引き込みたい

――ゲームの制作発表後にShowcaseライブ、その翌日4月7日はZirco Tokyoでサンドリオンとの2マンライブ、5月4日はイベントライブ「声優グランプリpresents ライブグランプリ」での3マンがありましたが、Kleissisのライブの良さって?

山田:私自身、Kleissisの曲がすごく好きなんです。ライブの時、他のメンバーの歌声を聴きながら“キレイだなぁ”って客観的に聴いちゃったりします(笑)。

髙橋:その気持ち、わかる! あと、ライブごとに進化していると思うんです。Kleissisのメンバーになって初めてダンスやライブをしたというメンバーもいるんですけど、苦手なところを助け合ってパフォーマンスしたり、次のライブをより良くするためにみんなでその都度反省したり、7人で一緒に作り上げている感じがすごく楽しいです。

金子:シングルのリリースイベントとかはありましたけど、2マンライブとかはあまり経験がなかったので、すごく新鮮でしたし、刺激を受けました。6月15日にもelfin’さんとの2マンライブがありますけど、Kleissis自体をレベルアップして、相乗効果でさらに盛り上げられたらいいなって思います。

髙橋:対バンやイベントではKleissisの曲を初めて聴くという人を乗せられるかがポイントになると思いますし。

金子:「ライブグランプリ」では、煽りを結構増やしたんですよ。まりり(山田)がいない間に。

山田:そのライブに、私はスケジュールの都合で参加できなかったんですけど、そんなことになってたんですね!

金子:Kleissisのライブは初めてという方も、もしかしたらそれがあることによって声を出してくれたのかなって。

髙橋:私もすごく良かったと思った!それと「決断のDivergence」のイントロでセリフを言ったのも新しい試みでしたね。

山田:私も煽りたいし、セリフを言いたいです!

金子:この前は6人だったからイントロのところにセリフがうまく割り当てられたけど、7人だとセリフは無いかも(笑)。

山田:えぇ! 

金子:あの時はあの時だけのスペシャルバージョンだったということで。また7人でも違う内容になるかもしれないけど、セリフ有りのバージョンを披露する機会もきっとあると思うので。

山田:『アルカ・ラスト』から派生したグループKleissisなので、セリフというのも私たちの強みの一つですからね。

髙橋:うん。ライブによってそんなふうに違う試みがあるかもしれないので、全部のライブに来て欲しい(笑)。

――6月15日の2マンライブ「Kleissis Resonance〜with elfin’〜」のほか、7月20日には1周年記念の単独ライブ「Kleissis 1st LIVE 〜volare(ヴォラーレ)〜」も決定しています。

金子:単独ライブはファンの皆さんをこれまで以上にKleissisと『アルカ・ラスト』の世界観に引き込みたいです。

山田:1周年だし、成長してるところを見せたいなって思います。もう泣くぐらい感動させられるライブを。あとは昼と夜の2公演あるので、今から体力をつけるために鍛えておかないといけないなって。

髙橋:歌う、踊る、演じるっていうKleissisが今できることをギュッと詰めてお届けできたらいいなと思います。これまでも“ここはこんなセリフを言ったらいいんじゃない”という感じで、私たちからもアイディアを出させてもらってスタッフさんたちと作ってきたので、7月のライブもメンバーからたくさんの意見を伝えたい。決めてもらったことだけをやるんじゃなくて、自分たちで一緒に作り上げるライブにしたいと思っています!

山田:詳しい内容はこれから決まっていくと思いますけど、新曲も初披露しますし、絶対に楽しいライブにします!

髙橋:ねこさんが“世界観に引き込みたい”と言ってましたけど、それぐらいしっかりと伝えられたらいいなって。観終わって外に出た時に“あ、ここ原宿だった!”(笑)って錯覚するぐらいのライブにします!

――尚、追記として、3人の取材時には未確定だったのだが、ゲーム『アルカ・ラスト』の事前登録1万人突破で制作されることになった楽曲のうちの1曲が、6月15日、elfin’との2マンライブでいち早く初披露することになったようだ。こちらも胸が高まる報告として受け取ってもらいたい。

取材:田中隆信
【ライブ情報】
『Kleissis Resonance 〜 with elfin’〜』

6月15日(土) 東京・渋谷GARRET

1周年記念の単独ライブ

『Kleissis 1st LIVE 〜volare(ヴォラーレ)〜』

7月20日(土) 東京・原宿クエストホール
 (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's) (okmusic UP's)

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. 【Kleissis インタビュー】歌う、踊る、演じる、ギュッと詰めてお届けできたらいいな
access_time create folderエンタメ
local_offer
OKMusic

OKMusic

ファンから評論家まで、誰もが「アーティスト」、「音楽」がもつ可能性を最大限に発信できる音楽情報メディアです。

ウェブサイト: http://okmusic.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。