【ライブレポ】鈴木愛理、初の単独ホールツアーをスタート&1stシングルのリリース明らかに

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【ライブレポ】鈴木愛理、初の単独ホールツアーをスタート&1stシングルのリリース明らかに
鈴木愛理が5月25日、【鈴木愛理 LIVE 2019“Escape”】を静岡市清水文化会館マリナート 大ホールよりスタート。9月4日に1stシングル「Escape」をリリースすることが明らかになった。

 モデルやソロシンガーとして活躍する鈴木愛理が、ソロデビュー2年目にして挑む初の単独ホールツアー【鈴木愛理LIVE 2019“Escape”】をスタート。初日は静岡県の静岡市清水文化会館マリナート大ホールを舞台にアンコール含む計20曲を歌い上げ、1000人の観客を前にバックバンドを従えての変幻自在のパフォーマンスを繰り広げた。

 2017年6月12日の℃-ute解散から約1年後、昨年6月6日にリリースした1stアルバム『Do Me a favor』を皮切りに“15年目の新人ソロシンガー”として単独デビューした鈴木愛理。女性ファッション誌『Ray』や【東京ガールズコレクション】への出演をはじめ、モデルとしての活躍も目立つ一方で、昨年7月にはハロー!プロジェクト卒業生として初めて単独での日本武道館公演を実現。11月からは全国7都市8か所を巡った初のライブハウスツアー【鈴木愛理LIVE TOUR 2018 “PARALLEL DATE”】も達成し、ソロシンガーとしての存在感を示してきた。

 昨年のライブハウスツアーから、さらに規模を拡大した今回のホールツアーは「Escape」をテーマに全国8都市を巡る。開演前、テーマには「指名手配された私が、色々な人に追われて“逃げる”というツアーのコンセプトを込めた」と明かしたが、昨年の“PARALLEL DATE”では「鈴木愛理とパラレルの世界でデートをする」という物語があった一方、今回も公演を通して「非日常の物語を味わってもらいたい」と意気込みを語っていた。

 迎えた本番では、ピンクのサイリウムを片手に大勢のファンが開演を待ちわびる中、オープニングVTRが流されたのち、シルクハットを被りステッキを手にした“怪盗風”の鈴木愛理がバックダンサーを従えて登場。この日にリリースが告げられた、9月4日に発売される1stシングルの表題曲「Escape」のイントロから公演はスタートした。

 事前のインタビューで、1stアルバム『Do Me a favor』リリースからを振り返り「ソロデビューから1年が過ぎ、時間が経つのが早かったのか遅かったのか分からないのが本音。私の中では3年もの時間が過ぎたと思えるほどあっという間で、充実した活動をたくさんさせてもらえました」と手応えを示していた鈴木愛理。

 1stシングルの表題曲「Escape」は「BoAさんの“VALENTI”や“LISTEN TO MY HEART”などを手がけてきた原(一博)さんに楽曲やレコーディングのディレクションを担当していただいたのが嬉しかった」と明かしつつ、「アニメ的な世界観溢れるツアーのテーマソングで、ちょっとした非日常を味わえる重厚感あるダンスナンバー」だと仕上がりを語っていたが、ツアーの核となる予期せぬ曲からの始まりに客席からは大きな歓声が上がっていた。

 そして、場内が暗転したのも束の間。ふたたびスポットライトが灯ると黒猫をイメージさせる衣装の鈴木愛理がバックダンサーと共にステージ上段の中央へと現れ、「Good Night」や初披露の「Get in the Groove」、「TRICK」をノンストップで歌い上げた。

 以降も客席を魅了しながらの神出鬼没かつパワフルなパフォーマンスが交互に繰り返され、アンコール含む計20曲を披露して2時間に及ぶステージは終演した。

 開演前、今回のツアーへ挑むにあたり「ダンスナンバーを中心に“攻め”の曲が多いので、歌って踊るスタイルをもっと自分のモノにしていきたい」と決意を示していた鈴木愛理。【鈴木愛理LIVE 2019“Escape”】は8月4日(日)大阪・フェスティバルホールまで全国で開催される。

 また、8月12日には国営ひたち海浜公園で開催される大規模音楽フェス【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019】への出演も控えるが、ソロシンガーとしてのさらなる成長に期待がかかる。

◎鈴木愛理~事前コメント全文~

【今回のツアータイトル「Escape」の意味は?】
 英単語の「Escape」は「逃げる」という意味をもっているのですが、そのままの意味をツアーの内容にしています。鈴木愛理が指名手配されている設定で、いろんな人に追われているところから「逃げる」という意味を取って「Escape」というツアータイトルにしました。このツアーのテーマソングでもある「Escape」という楽曲が私のデビューシングルになることからもダブルの意味を込めて「Escape」というタイトルにしました。

【昨年のツアー“PARALLEL DATE”からの変化は?】
 “PARALLEL DATE”は1つの物語として成立するものを作りました。そのスタイルを今回でも貫いていこうということで、本編は1つの物語としてパッケージ化したものを作るように意識しました。
 前回は「PARALLEL DATE」という名の通り、鈴木愛理とパラレルの世界でデートしている気分を味わえるツアーだったのですが、今回は「Escape」なので、全く異なる体感をしていただける内容だと思います。

【1st シングル(の楽曲)はどのような仕上がりか?】
 今回の楽曲は、イントロから耳に残る楽曲に仕上がりました。今回のツアーのテーマソング的な雰囲気もある曲です。アニメな世界観だったり、ちょっと非日常的な世界観を感じられるような重めなサウンドになってるダンスナンバーです。今回特に嬉しかったことは、私が憧れてきたBoAさんの「VALENTI」や「LISTEN TO MY HEART」などの楽曲を手掛けてきた原(一博)さんに楽曲を書いてもらったことです。レコーディングのディレクションまでしていただけたことが、ファーストシングルとしてすごく大きな大きな思い出になったので大事に歌っていきたいと思います。

【1st アルバム『Do me a favor』からの成長や変化】
 ファーストアルバムを出したのが(2018年)6月6日で、もうそろそろでデビュー1年になります。私の中では時間が経つのが早かったのか遅かったのか、本当に分からない感じです。あっという間だったと思うこともあるんですけど、デビューしたのが3年前位に感じることもあり、デビュー1年目はすごく充実した濃厚な活動を沢山させてもらえました。

 シングル「Escape」の歌詞に「鬼さんこちら手の鳴る方へ」というキャッチーなフレーズが入っていたりするので、カラオケでも歌ってもらいたいと思います。ライブの中で歌いたい楽曲も沢山増えて、自分のこだわりがどんどんでてくるようになったのは成長したところかなと思います。これからも作品を沢山作っていきますのでいろんな楽曲を楽しみにしててください。

【今回のツアーを経て、どのように成長していきたいか?】
 初めてのホールツアーでリハーサルを行って感じたことは、視野を広くとる、目線を高くする、できるだけ多くの方と目を合わせるという意識があるので、姿勢がピンとします。今回のツアーは「非日常感」が際立つ演出になっていますので、自分がその世界の中で皆さんが「追いかけたくなる」と思えるような物語の主人公をしっかりと演じたいです。ダンスナンバーの攻め曲がセットリストに多いので、歌って踊っていくスタイルをもっと自分のものにしていきたいです。沢山の方に見に来てもらえるように頑張ります。

◎リリース情報
シングル「Escape」
2019/9/4 RELEASE
【初回生産限定盤A】EPCE-7513~4(CD+DVD)1,600円(tax out)
【初回生産限定盤B】EPCE-7515~6(CD+DVD)1,600円(tax out)
【初回生産限定盤SP】EPCE-7517~8(CD+DVD 1,600円(tax out)
【通常盤A】EPCE-7519(CDのみ)1,000円(tax out)
【通常盤B】EPCE-7520(CDのみ)1,000円(tax out)
【通常盤C】EPCE-7521(CDのみ)1,000円(tax out)
収録曲:
01.Escape
02.IDENTITY
03.Escape(Instrumental)

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