ドコモ新サービス・新商品発表会:ミッドレンジ機やオリンピック限定モデルなどスマートフォン9機種と端末購入プログラムを発表
NTTドコモは5月16日、、『NTTドコモ 2019 新サービス・新商品発表会』を開催。スマートフォン9機種と新しい端末購入プログラム『スマホおかえしプログラム』、新サービスを発表しました。
新機種としてまず、ミッドレンジの“スタンダードモデル”4機種を発表。いずれも、ドコモのオンラインショップの販売価格で3~4万円の価格帯で提供するとのこと。
ソニーモバイルコミュニケーションズ製の『Xperia Ace SO-02L』は、5インチのコンパクトサイズながら夜景やイルミネーションの撮影、自撮りなどカメラ機能が充実したモデル。OSはAndroid 9.0、CPUは2.2GHz+1.8GHオクタコア、4GB RAMと64GBストレージ、ディスプレイは約5.0インチFHD+、カメラは約1200万画素カメラと約800万画素インカメラ、2700mAhバッテリーを搭載。サイズは約H140×W67×D9.3mm、重量は約154g。カラーはPurple、White、Black。6月1日に発売します。
LG Electronics製の『LG style2 L-01L』は、6.0インチの大画面に3900mAhの大容量バッテリー、広角撮影に対応するデュアルカメラを搭載するモデル。OSはAndroid 9.0、CPUは1.8GHzオクタコア、4GB RAMと64GBストレージ、ディスプレイは約6.0インチFHD+、カメラは約1620万+1310万画素カメラと約810万画素インカメラ、3900mAhバッテリーを搭載。サイズは約H158×W76×D8.5mm、重量は約182g。カラーはPurple、White、Black。7月に発売を予定。
富士通コネクテッドテクノロジーズ製の『arrows Be3 F-02L』は、画面が割れにくく、文字がくっきり見やすい特徴を持つモデル。OSはAndroid 9.0、CPUは1.8GHzオクタコア、3GB RAMと32GBストレージ、ディスプレイは約5.6インチFHD+、カメラは約1220万画素カメラと約810万画素インカメラ、2780mAhバッテリーを搭載。サイズは約H147×W70×D8.9mm、重量は約145g。カラーはWhite、Black、Pink。6月上旬に発売予定。
Goole製『Google Pixel 3a』もスタンダードモデルにラインアップ。ミッドレンジながら『Pixel 3』と同等の充実したカメラ機能が利用できるのが特徴で、dカードやiD決済にも対応します。OSはAndroid 9.0、CPUは2.0GHz+1.7GHzオクタコア、4GB RAMと64GBストレージ、ディスプレイは約5.6インチFHD+、カメラは約1220万画素カメラと約800万画素インカメラ、3000mAhバッテリーを搭載。サイズは約H151.3×W70.1×D8.2mm、重量は約147g。カラーはJust Black、Clearly White。6月上旬に発売を予定。
続いてハイスペックモデル5機種を発表。
ソニーモバイルコミュニケーションズ製の『Xperia 1 SO-03L』は、世界初の4K有機EL、21:9のシネマワイドディスプレイとトリプルレンズカメラを搭載するモデル。OSはAndroid 9.0、CPUは2.8GHz+1.7GHzオクタコア、6GB RAMと64GBストレージ、ディスプレイは約6.5インチ4K、カメラは約1220万+1220万+1220万画素カメラと約800万画素インカメラ、3200mAhバッテリーを搭載。サイズは約H167×W72×D8.2mm、重量は約178g。カラーはPurple、Black。6月中旬に発売を予定。
サムスン電子製の『Galaxy S10 SC-03L』は、フレームレスデザイン、F値1.5で超広角にも対応するトリプルカメラが特徴。OSはAndroid 9.0、CPUは2.8GHz+1.7GHzオクタコア、8GB RAMと128GBストレージ、ディスプレイは約6.1インチQuad HD+、カメラは約1200万+1600万+1200万画素カメラと約1000万画素インカメラ、3300mAhバッテリーを搭載。サイズは約H150×W70×D7.8mm、重量は約158g。カラーはPrism White、Prism Black、Prism Blue。6月1日に発売を予定しています。
サムスン電子製の『Galaxy S10+ SC-04L』は、8GBメモリーと4000mAhの大容量バッテリーを搭載、ゲームを長時間快適に楽しめるモデル。OSはAndroid 9.0、CPUは2.8GHz+1.7GHzオクタコア、8GB RAMと128GBストレージ、ディスプレイは約6.4インチQuad HD+、カメラは約1200万+1600万+1200万画素カメラと約1000万画素+800万画素インカメラ、4000mAhバッテリーを搭載。サイズは約H158×W74×D7.8mm、重量は約175g。カラーはPrism Black。6月1日に発売を予定しています。
『Galaxy S10+』では、ドコモオンラインショップで1万台限定で販売する東京2020オリンピックモデル『Galaxy S10+ Olympic Games Editon SC-05L』も発表。ワイヤレスイヤホン『Galaxy Buds』を同梱して7月下旬に発売を予定。
シャープ製の『AQUOS R3 SH-04L』は、10億色の表現を実現した『Pro IGZO』ディスプレイを搭載したモデル。OSはAndroid 9.0、CPUは2.8GHz+1.7GHzオクタコア、6GB RAMと128GBストレージ、ディスプレイは約6.2インチQuad HD+、カメラは約1220万+2010万画素カメラと約1630万画素インカメラ、3200mAhバッテリーを搭載。サイズは約H156×W74×D8.9mm、重量は約185g。カラーはLuxury Red、Platinum White、Premium Black。6月1日に発売を予定。
Huawei Technologies製の『HUAWEI P30 Pro HW-02L』は、Leicaカ監修の4眼カメラを搭載するモデル。OSはAndroid 9.0、CPUは2.6GHz+1.9GHz+1.8GHzオクタコア、6GB RAMと128GBストレージ、ディスプレイは約6.5インチFHD+、カメラは約4000万+2000万+800万画素+ToFカメラと約3200万画素インカメラ、4100mAhバッテリーを搭載。サイズは約H158×W73×D8.6mm、重量は約192g。カラーはBreathing Crystal、Black。今夏発売予定。
ハイスペックモデルでは『Xperia 1』『Galaxy S10』『Galaxy S10+』『Galaxy S10+ Olympic Games Editon』『AQUOS R3』が、2019年冬に3.4GHz帯を含む5つの周波数を束ねたキャリアアグリゲーションにより、受信最大1576Mbpsの高速通信に対応。『Xperia 1』『AQUOS R3』は、2つの周波数を束ねるキャリアアグリゲーションにより送信時最大131.3Mbpsに対応します。
このほか、携帯電話で『arrow ケータイ F-03L』『SH-03L』の2機種、モバイルWi-Fiルーター『Wi-Fi STATION SH-05L』が発表されました。
ドコモは通信料金と端末代を分ける“分離プラン”として、30GB/月で使い放題の『ギガホ』、もうひとつは月に1GB~7GBでデータ通信量に応じて段階的に料金が決まる『ギガライト』の2種類の新料金プランを4月に発表。6月からサービスを開始します。分離プランでは端末代金が高くなることを背景に、新しい端末購入プログラム『スマホおかえしプログラム』を発表しました。
まず、端末の購入に“36回払い”を導入。これは『スマホおかえしプログラム』加入の有無を問わず利用でき、月々の支払額を抑えられるようになります。この36回払いを選択し、端末をドコモに返却することで、最大12か月分の支払いを不要にするのが『スマホおかえしプログラム』。36分割した代金が、端末を返すことで実質24回分の支払いで済むようになるという仕組み。旧料金『ウルトラデータパックLL』で前モデル『Xperia XZ3』を2年間利用した場合と比べて、新料金『ギガホ』で『Xperia 1』を36回払いで2年間利用、端末を返却するとトータルで約3万円の得になるというシミュレーションが披露されました。
新サービスでは、時間をかけずに安心・安全な手作り料理ができるミールキットを配送する『dミールキット powered by Oisix』、スマホのカメラで撮影した肌の状態を解析し、ユーザーに合った生活習慣を支援するサービス『FACE LOG』、スマホ決済サービス『d払い』の新機能が発表されました。『d払い』アプリにドコモ口座のチャージや送金、『dポイント』のユーザー間の送受信といった“ウォレット機能”を追加するほか、加盟店ごとの決済機能を“ミニアプリ”として『d払い』アプリに集約。加盟店向けには、『LINE Pay』や『メルペイ』などが対応する“クラウドペイ”対応のQRコードを掲示可能にして、ユーザーはQRコードを読み取ることで決済を可能にします。
発表会には、ドコモのCM“星プロ”シリーズに出演する星野源さん、新田真剣佑さんがゲスト登壇。『Xperia X1』で21:9の4K映像を視聴したり、CMで共演する長谷川博己さん、浜辺美波さんに向けてシネマ撮影機能『Cinema Pro』を使ったメッセージ映像を撮影。その機能を体感していました。
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。