BiS第2期ラストツアー名古屋編 ペリ最後の凱旋! 令和元日に笑顔も涙も咲き乱れる「BiSの私を最後にちゃんと見せよう!」
2016年から始まった第2期BiSの最終章、事実上最後となる全国ツアー【Are you ready to go? TOUR】を敢行中のBiS。9人で解散ライブまで駆け抜ける彼女たちが5月1日、NAGOYA CLUB QUATTROにて名古屋公演を開催した。
<令和最初の伝説になりたい>
最終的に「この時代のBiSも伝説になった」と言われるようなBiSを残したい―――。5月11日のマイナビBLITZ赤坂でのラストライブまで残り10日を切ったこの日のライブは、ペリ・ウブのBiSとして最後の凱旋公演でもあった為、開演前から超満員の研究員(BiSファンの呼称)による熱気がムンムン。メンバーも「解散後のことはまったく考えていないので、みんなと再会の約束をするつもりもないし、今日も終わりに向かって死ぬ気でやって燃え尽きたいと思っています(ゴ・ジーラ)」「ラストツアーの公演を追うごとにどんどん楽しくなってるんですよ。あと、いろんなことを思い出す。ここ名古屋では謎にももらんどのことを思い出してます。会いたいなって。もしここにももが居たらどんな感じだったんだろうとか。だからこれまでの思い出も大切にしながら今日もこの先のツアーもやりきりたい。令和最初の伝説になりたいですね(パン・ルナリーフィ)」と意気込んでいた。
<ペリに「ロミオの心臓」でサプライズ>
そして、本番。この日は令和元日ということもあって「新しい時代もたくさん笑って楽しもうぜえええええぇ!!!!!(ミュークラブ)」と序盤から異様なテンションでキラーチューンの数々をノンストップパフォーマンス。かのBiS創始者であるプー・ルイがペリを想って書いたという「ロミオの心臓」では、ペリの凱旋を祝う黄色いサイリウム(彼女の笑顔をイメージさせるひまわり付き!)の光が会場中を埋め尽くすといった、研究員によるハートウォーミングな演出も。そんな嬉しいサプライズもあってか、9人はその後も最後の1曲「BiSBiS」に至るまで全身全霊のアクトを展開。メンバーはもちろん、すべてのBiSを愛してくれたファンや、すべてのBiSに携わってくれた人々に心底「大好き」と思ってもらいたい。そんな純粋な想いに立ち返り歌われた楽曲群に、会場中に笑顔も涙も咲き乱れた。
<いちばん忘れられない名古屋公演になった>
そんな気持ちが洗われるような名古屋公演の終演後、メンバーを代表してペリにインタビューを敢行。その内容は以下のとおり。
「実は今日、母と父が来てたんですよ。母は東京公演も来るんですけど、父にとっては最後に見るBiSの私だったので、研究員のみんなに対してはもちろんですけど、父に対しても「BiSの私を最後にちゃんと見せよう!」という気持ちが強かったですね。あと、何回も立ったことがあるライブハウスだったこともあって、すごく思い出深くって「もうBiSでここに立つことはないんだなぁ」と思ったらちょっと寂しくなりました。でも今までのBiSをやってきた中でいちばん忘れられない名古屋公演になったなって。研究員のみんなもサプライズで私の凱旋を祝ってくれたし、みんな本当にありがとうございました!」
取材&テキスト:平賀哲雄
撮影:Jumpei Yamada
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