最新のイタリア映画上映!イタリア映画祭2019 来日ゲスト挨拶レポート
今年で19回目を迎えるイタリア映画祭。ゴールデンウィーク初日である29日(土)からいよいよ開催となります! 今回は、旬な新作14本が日本初上陸。ドラマをはじめ、コメディ、ロマンス、クライムなどバラエティに富んだジャンルの作品が上映されます。
そんなイタリア映画祭の開会を記念し『輝ける青春』『フォンターナ広場 イタリアの陰謀』で知られるマルコ・トゥッリオ・ジョルダーな監督を筆頭に総勢11名の監督や俳優たちが来日! 本記事では来日したゲスト登壇者たちが、それぞれの作品について開会式で語ったコメントを紹介していきたいと思います。イタリア映画祭に行かれるかたは、ぜひ作品鑑賞の参考にしてみてください!
●『盗まれたカラヴァッジョ(仮題)』ロベルト・アンドー監督
『盗まれたカラヴァッジョ(仮題)』は犯罪を描いた作品です。ぜひご覧いただけたらと思います。
●『私が神』アレッサンドロ・アロナディーオ監督
私の作品はコメディとされていますが、ドラマでもあると思っています。人間を描き、そして “税金を払わなければいけない”という問題に対処していかなくてはいけない状況を描いているところも観ていただきたいです。
●『私の娘よ』ラウラ・ビスプリ監督
『私の娘よ』は、二人の女性と一人の女の子の三人の関係を描いています。少女がある夏に、自分に母親が二人いるということを発見し、そこから三人のストーリーが始まります。この三人の視点で描き、”母であり、娘である”という複雑なところを観ていただけたらと思います。
●『ある日突然に』チーロ・デミリオ監督
『ある日突然に』は、私が初めて監督した作品です。大人になることは簡単なことではないけれど、一人の少年が勇気を持ちながら大人になっていく。そんな成長を描いている作品です。
●『女性の名前』マルコ・トゥッリオ・ジョルダーナ監督
人間がどれだけ女性を崇拝しているか、ときに崇拝し続けるかも知れない。そういったところを観ていただけたらと思います。
●『憶えてる?』ヴァレリオ・ミエーリ監督
この映画は、二人の愛のストーリー。二人の記憶や思い出などを描いている作品です。二人が初めて会ったときからの思い出を絡めながら描いています。思い出というのは、そのときの感情でだんだん変わっていくんだというところを観てください。
●『帰ってきたムッソリーニ』ルカ・ミニエーロ監督
コミカルな映画になっています。ファシズムが忘れられてしまったことをトラジックに描いていて、イタリア人がそれをどう思っていたかというのを描いた作品です。楽しみにして観てください。
●『アルマジロの予言』エマヌエーレ・スカリンジ監督
人気マンガ家のゼロカルカーレの作品をもとにした映画です。二人の男性が一人の女性との関係をどういうふうに描いているのか楽しみにしていてほしいです。
●『月を買った男』パオロ・ズッカ監督
この映画は、私の故郷であるサルディーナ島をテーマにしています。
●『彼女は笑う』主演、キアラ・マルテジャーニ
私が演じる女性は、夫を亡くしてしまって、若い女性の思いについてとても強く描いているので楽しみにしていてください。
『カプリ島のレボリューション』主演マリアンナ・フォンターナ
「この映画は1900年の初め、第一次世界大戦のときの状況が、いろいろな視点で描かれています。私はルチアという女性を演じています。彼女は、自分の家から出たいという強い思いを持っています。
今回来日された方々以外の作品も豊富で、どれも面白そうなものばかり! イタリア映画祭は4月27日(土)から5月4日(土・祝)まで有楽町朝日ホールにて、そして大阪では5月18日(土)、19日(日)にABCホールにて開催。ヨーロピアンな映画に触れてみたい方、イタリア好きな方、そして「GW、なにも予定決まってないぜ!」という方もぜひ。
(取材・文・写真/トキエス)
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4月27日(土)〜5月4日(土・祝)有楽町朝日ホール(東京都千代田区有楽町 2-5-1 有楽町マリオン 11 階)にて開催!
5月18日(土)・19(日)ABCホール(大阪府大阪市福島区福島1-1-30)にて開催!
公式サイト:http://www.asahi.com/italia/
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