日本の街中で未だに見られる猫よけペットボトルは都市伝説? 噂を広めたマスコミは「効果が無い」と訂正すべき

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20年くらい前にテレビで取り上げられ一気に広まりを見せた猫よけの技をご存じだろうか。ペットボトルの中に水を入れて庭に置くと、猫が太陽光の乱反射に驚き近寄らなくなるというもの。そのウワサが広まりに広まって、今では日本中の至る所に水の入ったペットボトルが置かれている。

しかしこの水の入ったペットボトルは実際に効果があるのだろうか。実際に猫を飼っていた記者が、過去に水の入ったペットボトルにどう反応を示すのか試したところ、驚く結果が得られた。なんと猫よけのはずのペットボトルにすり寄っているのだ。もちろんそのときはご機嫌だったこともあるのだが、光の反射に驚かなかったら全く意味がない。猫よけの意味は、猫がおしっこやフンをするのを防ぐために仕掛けてあるのだが、都市伝説だったようだ。

ではなぜこのようなウワサが広まったのだろうか。先ほど書いたように、誰かが猫よけの効果があると思い使っていた物をマスコミが総じて取り上げ、それが切っ掛けで日本中で広まったのだ。未だにこの都市伝説は消えることなく生きている。効果の方はもちろんない。それどころか、街の景観を損ねる、火事になる、虫が湧く、などのデメリットの方が多いようだ。

ペットボトルを等間隔に並べている家やびっしりと並べている家があるが、どちらにしても猫からしてみたらただの障害物でしかない。そろそろ取り上げたマスコミは声を大にして「効果ないよ」と言うべきではないだろうか。

もはやここまで来るとオカルトチックな物も混在している。鳥に対するカカシは効果があるが、猫に対しては忌避剤などの臭いで対策するしかないだろう。

※この記事は、ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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