3Dプリンティングの大手2社が共同開発!バイオベースの医療向け新素材「PA11」に注目

・原料は天然のヒマシ油

特長は高い弾力性。破断点での伸びが大きく、力任せに引っ張っても破れにくいので、整形外科の固定装具としても最適だろう。傷の回復も早い。開発元の見込みでは一般的な医療用装身具に比べ、患部の治りが3週間ほど早まるという。
標準の白仕上げ以外に利用者の好みに合わせた染色にも対応。自分の肌の色に合わせて染めてもらえば、装具が目立つこともない。低価格なところも大きなポイント。従来品より900ドル(約10万円)も安い料金で提供できるそうだ。
・医療以外にも用途はさまざま

今はまだリリース段階のため、製品への登用はもう少し先になる。最初の導入は整形外科や歯科の補綴になるだろう、とのこと。多彩な活躍を期待したい。

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