『ヒロアカ』熱いシーン凝縮の朗読劇にキャストも疲労感!劇場版第2弾サプライズも飛び出したAJ2019ステージレポ
今年10月よりTVアニメ第4期の放送が決定している『僕のヒーローアカデミア』2019 PLUS ULTRAステージが3月23日開催の<AnimeJapan2019>(通称、AJ2019)にて実施され、朗読劇やサプライズ発表が飛び出しました。
登壇したのは、緑谷出久役:山下大輝さん、爆豪勝己役:岡本信彦さん、麗日お茶子役:佐倉綾音さん、飯田天哉役:石川界人さん、轟焦凍役:梶裕貴さんの5名。
『ヒロアカ』はAJでステージイベントを開催するのは今年で4回め。TVアニメも第3期まで放送を終え、「PLUS ULTRA」が浸透していっていることが嬉しい、と山下さん。一番最初のAJのステージでMCを担当していた石川さんが、お客さんがあまり「PLUS ULTRA」と言ってくれなかったことが寂しかったと思い返しました。
フォトセッションでは、第4期に合わせ指を4本立てたポーズと、後ろのモニターに映ったビジュアルに寄せたポーズを撮ろうと提案し合うなど、仲の良さが伝わってきました。
そして、TVアニメ第4期に向け、第3期を振り返る朗読劇を実施。AJの『ヒロアカ』ステージで朗読劇を行うのは意外にも今回が初めてとのこと。
内容はTVアニメ第3期で、デクと爆豪がケンカをしたペナルティとして寮の掃除をしているところからスタート。雄英体育祭でのトーナメントバトルや保須市でのステイン戦といった名シーン、名台詞を再現。
会場の温度もぐっと上がるような、熱いシーンをギュッと凝縮した朗読劇に、観客も聞き入り、キャストも「みんなと戦った感じ」と疲労感を滲ませました。
さらに、イベント終盤の告知コーナーでは、劇場版第2弾の決定をサプライズ発表! 本当に知らされていなかったというキャストは、この発表に驚き、一瞬きょとん顔。しかも、公開時期が“今冬”となっているのにまだアフレコもしてないことや、スケジュールを心配する声もあがりました。
原作者の堀越耕平先生からは、劇場版第2弾決定について喜びのコメントが届き、デクと爆豪が描かれたイラストがモニターに映し出されました。その堀越先生からのイラストを見て、デクと爆豪は劇場版に登場することを確信し、他3人のキャストは自分たちが登場するのか不安がる場面も。
このサプライズ発表を含め、ラストには「我々も同時にサプライズを仕掛けられることあまりないですけど、中身が嬉しいサプライズだと最高です。みなさんと最初に知った喜びを共有できて嬉しかったです」(梶さん)、「出演者側にまでサプライズをするのは本当になかなかないんですよ。ビックリしすぎて何を言おうとしていたのか飛んでしまいましたが、またみんなで熱い物語を紡いでいけたらと思います」(石川さん)と挨拶。
佐倉さんは「業界的には冬は長いので、年を越すのか越さないのか、出番の有無も含めて、私もワクワクしています」、岡本さんは「劇場版は何をするのか、新キャラも堀越先生が描かれると思うので、どんなキャラクターが出てくるのか、ファンとして今からもとても楽しみです」と、期待を膨らませました。
そして山下さんは、「本当に知らなかったことだったのでビックリしました(笑)。本当に嬉しいなというのと、それだけ皆さんの期待を背負っている作品なんだなと改めて感じました。何より、スタッフさんも(TVアニメ第4期と)同時進行で作っていくんじゃないかなと思いますので、本当にスタッフさん、一緒に頑張っていきましょう!という気持ちでいっぱいです」と、制作スタッフにも呼びかけました。
最後は、4年前のことを引きずっている石川さんから会場のお客さんへ声を出すよう念押しもありつつ(笑)、山下さんの「さらに向こうへ!」の呼びかけから、会場一体となった「PLUS ULTRA!!」の声でイベントは幕を閉じました。
去年の夏に公開された劇場版第1弾は、北米で公開された日本アニメ映画の歴代興収TOP10に入るなど、海外でも良い成績を叩き出している『ヒロアカ』。第2弾の内容にも期待が高まります!
TVアニメ第4期 放送時期:2019年10月~予定 / 放送局:読売テレビ・日本テレビ系
■僕のヒーローアカデミア THE MOVIE(仮題)今冬 全国東宝系にてロードショー!
■原作・総監修・キャラクター原案:堀越耕平(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
■監督:長崎健司 ■脚本:黒田洋介 ■キャラクターデザイン:馬越嘉彦 ■音楽:林ゆうき
■アニメーション制作/ボンズ
■公開日/今冬公式サイト:
http://heroaca.com/[リンク]
(C)2019「僕のヒーローアカデミア THE MOVIE」製作委員会 ©堀越耕平/集英社
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