片づけ上手に!モノを増やさないための考え方|片づけ格言Vol.2
「部屋が散らかってきたけど、片づけるのは面倒」と思っている方必読。そんなあなたの背中をグッとおしてくれる、収納スタイリスト・吉川永里子さんの「片づけ格言」を紹介します。第2回は、モノを増やしてしまうNGな考え方に喝を入れてくれる格言。多くの人の心に突き刺さるはずです。
吉川永里子
Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子どもとともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP
吉川永里子の片づけ格言vol.2
今回紹介するのは、不要にモノを増やさないために心がけたい考え方。
誰しもが陥ったことがある“あるある”を戒めてくれる格言です。
【片づけ格言】「何か」と「いつか」は、いつまでも来ない
モノを捨てるか、捨てないか考える時、ついつい「『何か』に使えるかも」「『いつか』使う機会があるかも」と思ってしまいがち。
特に、紙袋や包装用の箱・リボンなどは必要以上に溜まっていませんか?
また、高価だったり思い出深かったりするモノも「何か」と「いつか」を理由に捨てない人が多いものです。
でも、そんな考えこそ、今すぐ捨てましょう!
具体的に使うシーンが浮かばないモノは、いつまで経っても使うことはありません。
実際にクローゼットや押入れの奥にそういったモノが長年眠っていませんか? それらは肥やしになるどころか、収納スペースをただただ占領しているだけ。
「何か」や「いつか」の言葉に惑わされずに、本当に必要なモノをしっかり見極めましょう。
【片づけ格言】「コレあったっけ?」と思ったら、買わない!
買い物をしていると、「そういえば、コレあったっけ?」と思うことってありますよね。
特に、日々の生活に欠かせない食品や日用品はストックがないと不安になるもの。
でも、どうせ使うモノだからといって買っておいた方が安心だと、在庫を確認せずに買わないでください!
残念ながら、「コレあったっけ?」は一度ならず、何度も遭遇する可能性が大。その度に買っていたら、家に同じモノがいくつもあるなんてことになりかねません。
どんな消耗品でも、基本は1アイテムにつき1ストック。
もし売っているお店が近所にあるならば、お店を倉庫代わりと考えて敢えてストックを家に置いておかないというのも一つの手です。
今回の格言に心当たりのある人はきっと多いはず。
この格言を胸に、明日からはモノを溜め込まない、増やさないライフスタイルに切り替えていきましょう!
撮影/菅井淳子
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。