イチロー「妻に3000個のおにぎりを握らせてあげたかった」「懸命に生きる愛犬の姿が感慨深い」選手生活支えた家族へ感謝
マリナーズのイチロー選手が3月21日に東京ドームで行われたMLB開幕第2戦を最後に引退を発表。その当日深夜に会見を開き、家族への感謝の気持ちを語った。
日本で9年、アメリカのメジャーリーグで19年、合計28年間というプロ野球選手人生を歩んできたイチロー選手。
「イチロー選手を支え続けた弓子夫人への言葉を今日はあえてお聞かせ願えますか」といった質問に、「いや~、頑張ってくれましたね。一番頑張ってくれたと思います」と素直に感謝の気持ちを述べた。
「僕はアメリカで結局3089本のヒットを打ったわけですけど、僕はゲーム前にホームの時は妻が握ってくれたおにぎりを球場に持って行って食べるんですね。その数が2800個くらいだったんですよ。3000個いきたかったみたいですね。そこは、3000個握らせてあげたかったなと思います。とにかく頑張ってくれました。僕はゆっくりする気はないですけど、妻にはゆっくりしてもらいたいと思います」と、少し悔しさも滲ませた。
そこから、「それと一弓(いっきゅう)ですね」とイチロー選手自ら、愛犬について語り始める。
「今年で18歳になろうかという柴犬なんですけど、さすがにおじいちゃんになってきて、毎日ふらふらなんですけど、懸命に生きているんですよね~。その姿を見ていたら、俺頑張らなきゃなって。これはジョークとかではなくて、本当に思いました。2001年に生まれて、2002年にシアトルの我が家に来たんですけど、まさか僕が現役を終える時まで一緒に過ごせるとは思っていなかったので、一弓の姿というのは大変感慨深いですね」と、懸命に生きる愛犬の姿に励まされたことを明かした。
そして、「本当に妻と一弓には感謝の想いしかないですね」と、家族への感謝の気持ちを噛み締めていた。
他、詳しい会見内容についてはコチラの記事で↓
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https://getnews.jp/archives/2135621[リンク]
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