身につけたい!片づけ上手になるための基本|片づけ格言Vol.1
「部屋が散らかってきたけど、片づけるのは面倒」と思っている方必読。そんなあなたの背中をグッとおしてくれる、収納スタイリスト・吉川永里子さんの「片づけ格言」を紹介します。第1回は、片づけの基本となる考え方。頭の片隅に入れておけば、もう片づけで迷うことはありません!
吉川永里子
Room&me代表。収納スタイリスト、整理収納アドバイザー1級認定講師。夫と4人の子どもとともに、都内の賃貸物件で暮らす。「片づけられない女」から一念発起。整理収納アドバイザーの資格を取得し、2008年より収納スタイリストとして活動を開始。以来、1万人以上に片づけをレクチャーし、笑顔に導いた。著書は、『なかなか捨てられない人のための 鬼速片づけ』(アスコム)など多数。
吉川永里子さんのHP
吉川永里子の片づけ格言vol.1
記念すべき第1回は、あらゆる片づけの基本となる考え方を紹介。
片づけは「出す→分ける→収める」という流れで行います。
今回の格言は、「出す」「分ける」に関連した言葉。
「吉川流片づけ」における、絶対にブレてはいけない基本中の基本です!
【片づけ格言】片づけのはじめの一歩は「ぜんぶ出し」
どんな場所も片づけるためにまずやるべきなのは、そこにあるモノを全て出してみること。
広いスペースにシートなどを敷いて、収納されていたモノを並べてみましょう。
きっと詰め込まれていたモノの量に驚くはずです。
そして、ほとんど使っていなかったり、存在すら忘れていたりする“埋もれていたモノ”の存在に気づかされます。
キッチンまわりであれば、賞味期限切れの調味料や缶詰などがいい例ですね。
収納スペースには現役で使っているモノだけをしまっておきたいところ。
不要なモノを埋もれさせないための「ぜんぶ出し」なのです。
さらに、「ぜんぶ出し」することで後戻りできなくなり、「やるしかない!」というモチベーションアップにもつながりますよ!
【片づけ格言】捨てるか悩むより「保留」した方が速く片づく
片づけをしていると、いただきものや高価なものなど、簡単には捨てることができずに迷ってしまうものが必ず出てきます。
しかし、それで毎回手が止まってしまっては片づけは進みません。
そこでおすすめなのが「保留ボックス」。
インテリアにはならないダンボール箱にサインペンで「保留」と書けば完成です。
片づけの途中で迷ったものは、とにかくこの箱へ入れ、捨てるかどうかは後で決めましょう。
リビングなどよく目に入る場所に保留ボックスを置いておくと、箱自体が邪魔になって捨てたくなってきます。
すると、箱の中のモノにも意識が向けられ、それらが本当に必要か否かがわかってくるのです。必要であれば元の場所へ戻せばOK。
捨てるのを一旦保留にするだけで、迷う時間がなくなり、片づけのスピードがグンと上がりますよ。
片づけ格言は、いかがでしたか?
これからは、この2大原則を忘れずに片づけに取り組んでみてください。
片づけが驚くほど簡単にできるはずです!
撮影/菅井淳子
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。