Photoshopいらずで3DのGIFを作成!古くて新しい3眼フィルムカメラ「RETO3D」

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3Dカメラというものは、それ自体が最先端テクノロジー製品ではない。微妙に異なる角度から同時に写真を撮影し、それを結合させることで3Dに仕立てるカメラは既に存在する。

デジタル全盛の時代、その画像をGIFアニメーションにすることで広く拡散させることが可能になった。だが、問題はそのGIF動画をどう作るかである。スキャナーで取り込んだ画像は、大抵の場合Photoshopにかけて作成する。

しかし「RETO3D」では、使用料の発生するPhotoshopを使わず3DのGIF動画が作れるという。

・専用アプリで編集

RETO3Dはクラウドファンディング「Kickstarter」で発表された、新型3眼フィルムカメラである。1回のシャッターで3コマ分のハーフサイズ画像を撮影することができる。

これをGIF動画に加工していくわけだが、使うのはRETO3D専用アプリ。PCのPhotoshop等は一切必要ない。手軽なスマホ操作でSNS配信まで実行することができる。

RETO3Dのスペックを見てみよう。ピントは固定され、1mからの設定になっている。焦点距離は30mm、開放F値は11とある。シャッタースピードは125分の1秒で、こちらも固定。バッテリーは充電式ではなく、単三乾電池1本を使う。

使用フィルムはもちろん35mm。だが、たとえば36枚撮りのフィルムできっかり36枚分撮影できると考えてはいけない。36枚撮りフィルムを使用する場合、最大撮影可能枚数は24枚だそうだ。

・大人気の製品

誰でも簡単に3DのGIF動画を作成できるRETO3Dだが、先述の通り現在はKickstarterで出資金を募っている。

かなりの人気製品で最安値の出資枠はすでに締め切られてしまったが、3月11日時点では620香港ドル(約8800円)の枠が残っている。配送は今年6月から。

Kickstarter

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