カルフールがブロックチェーンを活用したトレーサビリティシステムをPB牛乳に導入

・ブロックチェーンにより牛乳のサプライチェーンを可視化

乳牛の飼育から搾乳、生乳の加工など、サプライチェーンにおけるすべての履歴はブロックチェーンで保存され、消費者がパッケージのQRコードをスマートフォンで読み込むと、乳牛の飼育場所、乳牛に与えた飼料、搾乳された場所や日時など、一連の情報を閲覧できる。
・鶏肉、鶏卵、青果物にもトレーサビリティシステムの導入をすすめる
カルフールでは、2018年3月、欧州で初めて、ブロックチェーンを活用したトレーサビリティシステムを平飼い鶏に導入して以降、トマト、鶏卵、オレンジに続いて、このほど高脂肪乳にもこのトレーサビリティシステムを採用した。
18年10月には、IBMの食品追跡プラットフォーム「IBMフード・トラスト」に創設メンバーとして参画しており、今後、ブロックチェーンをベースとした食の品質やトレーサビリティを担保する仕組みづくりをさらに加速させていく方針だ。(文 松岡由希子)

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