ベッドもなし、カーテンもなし 徹底的ミニマリストの仰天生活

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気に入った家具や雑貨、本、洋服。好きなものに囲まれて暮らす生活は幸せなもの。

ただ一方でものの多さが煩わしくなることもある。一度全部処分して、必要最低限なものだけを残して生活したら部屋も心もすっきりとした毎日を送れるのではないかと考える人もいる。そういう人を「ミニマリスト」という。

■「所有はコスト」徹底的ミニマリストの家はカーテンもなかった

「所有はコストである」と語るのは、福岡県在住でミニマリストとしての生活についての著書もある「ミニマリストしぶ」さん。

ものを持たない生活に行き着いたきっかけは「少ない収入でいかに一人暮らしをするか」を追及したことだという。冷蔵庫やテレビなど大型家電を持たなければ、広い家に住む必要もなく、家賃も初期費用も安くなるからだ。

ものを持たないことで生活スタイルも変わった。買い漁っていた洋服を整理し、一張羅を毎日着る生活になった。靴は同じものを3足。こうすることでコーディネートの手間が省かれ、浮いた時間を他に充てられるようになった。

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新たな発見もある。しぶさんの部屋にはカーテンがなく、部屋の出窓は磨りガラスがむき出し。この出窓を机代わりに仕事をしたり食事をとったりしているという。ミニマリスト生活を始めて気がついた朝日を浴びる快感。「光で目覚める気持ちよさといったら、もうやみつきです!」(ミニマリストしぶさん)

■ものを捨てたら夫婦喧嘩が減った

夫と二人でミニマリスト生活をつづけるブロガー・おふみさんは仕事でトラブルが続いたことで一念発起。「掃除ができていないと運気が落ちる」と、ものを溜め込んでいた部屋を断捨離した。

その後もコンパクトな生活を心がけた結果、引っ越すたびに部屋の面積は小さくなっていったというおふみさん。それもそのはず、スペースを取っていたダブルベッドを手放してマットレスの上で寝袋に入って寝るスタイルにし、ソファーも座卓も処分して折りたたみ式のテーブルとイスを使えば、広い部屋は不要なのだ。

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シンプルな生活スタイルは、夫婦関係にもいい影響を与えたそう。ものを減らしたことで家事が楽になり、自分ひとりでこなせるようになったという。「おかげで分担について言い合いがなくなり、喧嘩が劇的に減りました」(おふみさん)

『ミニマリストな暮らし方 ~ひとり暮らしから5人家族まで。人気インスタグラマー&ブロガー21人』(すばる舎刊)はミニマリストとして必要最低限のものでお金をかけずに暮らす21人の生活スタイルを紹介。

ものを捨てるということは、所持品に優先順位をつけるということ。それは人生の優先順位ともリンクするところがあるはずだ。自分が本当に大切にしているもの、考え、価値観は何なのか。ミニマムな暮らしはそれを思い出させてくれるのではないか。

(新刊JP編集部)

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