常備したい!ささみの冷凍保存術・レシピ【プロ監修】
鶏肉・ささみの冷凍保存術から解凍方法、保存期間まで紹介。料理研究家・武蔵裕子さん考案の冷凍ささみを活用したレシピ「蒸しささみときゅうりのエスニックあえ」も必見です。ダイエット中の方も、冷凍保存しておくと便利なはず!【冷凍保存の基本シリーズ】
武蔵裕子
料理研究家。両親と息子2人、3世代の食卓を切り盛りしてきた経験から生まれた和食をベースとしたレシピは多くの支持を集めている。雑誌、書籍、web、企業のメニュー開発などで活躍中。『フライパンに材料を入れてから火にかけるだけ!レシピ』(学研)、『味つけ冷凍で作りおき』(PHP研究所)、『15分で一汁一菜 毎日のごはんはこれでいい!』(講談社)など著書も多数。
ささみの正しい冷凍保存&解凍方法
鶏肉・ささみの冷凍保存方法をご紹介。
丁寧に冷凍保存をすれば、食感も損ねにくいですよ!
ささみの冷凍保存方法
冷凍するささみは、必ず新鮮なものを選んでください。
乾燥防止にラップでしっかり包んでから保存袋に入れるのがコツです。
今回はささみを生で冷凍保存する方法をご紹介しますが、蒸してからでもOK!
【用意するもの】
ささみ・・・8本
包丁
まな板
ラップ
保存袋
【ささみの冷凍保存方法】
ささみに筋があれば包丁で取り除く。
2本ずつラップの上に置く。ささみ同士が重ならないように1枚のラップで1本ずつくるむ。
ラップにくるんだささみ8本を保存袋に入れ、空気を抜く。冷凍保存した日付を記入する。
【保存期間】約3~4週間
ささみの解凍方法
ささみは、自然解凍か凍ったまま調理ができます。
半解凍までなら、電子レンジを使ってもOK。
また、一度解凍したささみを再冷凍するのは避けてください。
ささみの下味冷凍保存もおすすめ!
味付けをして冷凍すれば、解凍後の調理が断然早くなります!
「2種類の下味をつけておけば、飽きずに食べきることができますよ」(武蔵さん)
【用意するもの】
ささみ・・・6本
酒・・・大さじ1
梅肉・・・1個分
みりん・・・大さじ1
しょうゆ・・・大さじ2/3
包丁
まな板
保存袋
【ささみの下味冷凍保存方法】
ささみに筋があれば取り除き、3つにそぎ切りにする。
半分のささみは、酒、梅肉とともに保存袋に入れる。もう半分はみりん、しょうゆとともに先とは別の保存袋へ。それぞれ、空気をぬき、軽くもむ。冷凍保存した日付を書くのもお忘れなく。
【保存期間】約3~4週間
こちらも自然解凍か凍ったまま調理ができます。
下味がついているので、焼くだけでおかずの完成!
冷凍ささみのレシピ&活用法
冷凍ささみをフル活用するアイデアを武蔵さんに考案してもらいました。
【冷凍ささみのレシピ】蒸しささみときゅうりのエスニックあえ
甘辛いエスニックテイストな味わいがクセになること間違いなし!
「お好みでパクチーを添えるのもおすすめです」(武蔵さん)
【材料】(2人分)
冷凍ささみ(生)・・・2本分
きゅうり・・・1本
<A>
トマトケチャップ・・・大さじ1
豆板醤・・・小さじ1/3~1/2
はちみつ・・・大さじ1/2
ごま油・・・少々
酢・・・大さじ1/2
【作り方】
きゅうりはビニール袋に入れ、めん棒などでたたいて適度な大きさに割る。Aは混ぜておく。
ささみはラップしたまま電子レンジで4分加熱し、そのまま冷まして、大きく裂く。
ボウルにささみときゅうりを入れ、Aであえる。
※このレシピの電子レンジは600Wです。
たくさん余った時に!冷凍ささみの活用法
冷凍保存したささみの活用法をご紹介します。
使い道に困ったらぜひ試してみて。
お雑煮やうどんの具材に冷凍ささみを使う
塩焼きそばに入れる
ささみをフライにし、お弁当のおかずにする
ささみの冷凍保存方法はいかがでしたか?
買ってきたトレイのままではなく、正しい冷凍保存をすれば、美味しさをキープできますよ!
撮影/菅井淳子
「Pacoma」はホームセンター系のフリーペーパーに出自を持つ、「暮らしの冒険」がテーマのライフスタイル系Webマガジン。ノウハウ記事からタレントの取材記事まで「暮らしを楽しむためのアイデア」をテーマに日々発信しています。
ウェブサイト: http://pacoma.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。