ゲレンデを彩る冬の花火がロマンチック!大満足間違いなしの夫婦スノボ旅
僕:「スノボやったことないからやってみたい。けど寒いの苦手だから、実際やってみたら『寒いから、やっぱりもう帰りたい』ってなるかもしれない」
妻:「じゃあ、スノボ以外の楽しいことを、いっぱい詰め込んだ旅行にすればいいんじゃない?」
僕:「たとえば?」
妻:「美味しいご飯を食べまくるとか、打上げ花火を眺めるとか」
僕:「なにそれ楽しそう」
ということで、今回は夫婦で「スノボ以外の楽しみどころ」もたくさんある苗場スキー場へ、1泊2日の旅に出かけてきました。
【行程】
上越新幹線で越後湯沢へ
スノーボード1日目@苗場スキー場
レストラン「ボーセジュール」で大人ディナー
苗場の冬。ゲレンデ打上げ花火!
部屋からゲレンデを一望!
NAEBA1961.comの朝食でスタート!
スノーボード2日目@苗場スキー場
ウィスラーカフェ苗場のランチで旅の締め
上越新幹線で越後湯沢へ
そんなわけで、JR東京駅から上越新幹線で約80分のJR越後湯沢駅へ。
越後の郷土料理「焼漬鮭ほぐし」を使ったお弁当
今回の行き先、越後産の駅弁を楽しみながら、気持ちを高めます。甘辛く味付けされた鮭はジューシーで上等なお肉のよう。
東京のビル群の景色を置き去りにして、1時間ちょっとで越後湯沢のノスタルジックなこの風景。
JR越後湯沢駅から苗場プリンスホテルまでは、宿泊者専用の無料バスで約40分。
そんなこんなで今回の舞台、苗場スキー場が併設されている苗場プリンスホテルに到着しました。東京からだとトータルで2時間ぐらいと、意外と近い。新鮮な雪景色のおかげで移動も飽きることなく、あっという間に感じました。
スノーボード1日目@苗場スキー場
苗場スキー場のレンタルウェア。品ぞろえ豊富
それでは早速ゲレンデに繰り出しましょう。今回はウェアやボードなどの道具はすべてレンタルすることにしました。レンタルだと手ぶらで来られるので楽。
「とはいえ、レンタルのウェアって体操服みたいな変なデザインのしかないのでは……? 」と勝手に不安がっていたのですが、苗場スキー場では上の写真の通り、たくさんのおしゃれなウェアから好きなものを選ぶことができます。
「せっかくだから普段着ない色を選んでみるか」とド派手な赤いウェアを選んだら、奥さんも同じ考えだったらしくて、まさかのペアルックになりました。前世でも一緒に滑っていたのかもしれない。
準備万端いざ出陣
2人並んでリフトに乗って山頂へ。以下、僕の華麗な滑りをご覧ください。
「俺、初心者やけど昔スケボーやってたから絶対できると思う」という謎の自信のもとにとりあえずボードに乗ってみたところ、思いもよらぬほどのスピードが出て顔面から雪に突っ込んだり、メガネが曇って前が見えなくなってコースアウトしたり、何もない平らなところで大転倒したりして楽しかったです。
ちなみに奥さんは経験者なので普通に滑れる
このあと100回以上転んで雪まみれになりながら「雪半端ないって! 苗場スキー場半端ないって! 滑りかた全然わからんけど楽しいもん! そんなんできひんやん普通! 滑りかた教えてください!」
と勢い任せで奥さんに弟子入りして、木の葉滑り(初心者が最初に覚えるやつ)を習得しました。
新しいことを覚えるのは、いつだって楽しい。
山頂からの景色も最高でございました
レストラン「ボーセジュール」で大人ディナー
スノボを満喫したあとは、お待ちかねの晩ご飯。苗場プリンスホテルは「ひとつの街か?」と思うほど広大で、ホテル・スキー場を合わせると約30店舗のいろんな飲食店が並んでいて迷う。
吟味した結果、今回は「メインダイニングルーム ボーセジュール」という雰囲気のいいフレンチレストランの、クリスマスディナーを予約しました。バシッと大人なディナーをキメましょう。
ディナーメニューは季節によって変わるそうなので、予約前に確認を!
まずは越後産のワインで乾杯
お料理はどれも美しく、味付けに一切の妥協がないクオリティでした。特に脂の乗った金目鯛とシードルのソースの相性は感動レベル。絶対また食べに来たい。
クリスマス仕様の付け合わせのお野菜がかわいい
ちなみに食後のデザートは、スタッフの方にお願いすればボーセジュールの隣にある「カクテルラウンジ シャトレーヌ」に移動して、ゆったり頂くこともできます。ゲレンデに面した大きな窓や暖炉があったりする素敵空間。
「カクテルラウンジ シャトレーヌ」暖炉のある席
苗場の冬。ゲレンデ打上げ花火!
さて食後は、いよいよ今回の目玉イベント。
ここ苗場スキー場ではなんと、ゲレンデから花火が上がります。「ゲレンデ打上げ花火」は2019年は3月31日までの土曜日を中心に行われ、打上げの時刻は20時45分ごろ。ぜひコートを羽織って、外に出て眺めましょう。花火の打上げ時間はトータル5分ぐらい。寒さにも十分耐えられる、ちょうどいい長さのプログラムです。
最後の大きな花火が終わったあと、宿泊客から歓声と拍手が送られました
2人で白い息を吐きながら見上げる打上げ花火は、なかなか胸にくるものがありました。初めての体験でしたが、冬の花火いいですね。
今年一番記憶に残る時間だったかもしれません。
部屋からゲレンデを一望!
充実した1日を終えて、お部屋へ。苗場プリンスホテルはゲレンデ直結。くたくたの体で、移動を挟むことなく、すぐにお部屋に戻ってゆっくりできる立地最高。
いつの間にか奥さんに撮られていた1枚
「いや、そんな筋肉使った覚えないですけど!?」ってところが筋肉痛になっていたり、顔面が雪焼けして真っ赤になったりしたので、湿布とフェイスパックで回復を図ります。
翌朝、ホテルの部屋の窓からゲレンデが一望できることに気づいて、テンションが上がりました。
「みんなが滑ってるの見てたら、またやりたくなってきた」
「朝ご飯食べたら滑りにいこう」
というわけで2日目の始まりです。
NAEBA1961.comの朝食でスタート!
まずは腹ごしらえ。苗場プリンスホテルにいくつかある朝食会場の中でも、ひときわ雰囲気がいいのが、この「NAEBA1961.com」というレストラン。
フレンドリーなスタッフさんが「今年からインスタ映えを意識し始めたんですよー」と教えてくれた通り、ピンチョスやミニグラスにあしらった前菜など、見栄えがいいお料理が多かったです。
ブッフェから好きなものを適当に選んで並べるだけでもおしゃれ。そして見た目だけじゃなくて味もいい。
ゲレンデを眺めながら
「今日はあっちの方のリフト乗って滑りに行ってみよっか」
「昨日の左側のコースが楽しかったから、そっちももう一回行きたい」
「全部回って滑り終わる頃にはおなかすいてランチにちょうどいいかも」
「完璧」
などなど作戦会議。
スノーボード2日目@苗場スキー場
ゲレンデは朝からにぎやか2日目も、お天気に恵まれました
初級者でもコースの楽しさが味わえる第4高速ゲレンデで滑りまくった後は、中級者コースの大斜面ゲレンデにも挑戦。すると想像以上の斜度で手も足も出ず、昨日覚えたばかりの木の葉滑りで下山しました。
ウィスラーカフェ苗場のランチで旅の締め
この旅最後の食事は、ゲレンデに建つドーム型のレストラン「ウィスラーカフェ苗場」へ。こちらは、カナダをテーマにしたユニークなお店。店内では、迫力あるスノボの映像が常時流れています。
カナダ北西部の「ユーコン準州」で生まれた瓶ビールで乾杯。体を動かしたあとに飲むお酒はうまい!
ステーキランチとハンバーグランチを頬張りながら、今回の旅の話に花を咲かせます。
奥さん「今回の2人旅、ロマンチックで、めっちゃよかった。こういう感じでスノボ以外にも美味しいご飯とか花火みたいなイベントがあると、ずっと楽しくていいね」
という絶賛コメントをいただきました。やったぜ。
そんなわけで苗場スキー場、おすすめです。カップルや夫婦でスノボ旅行を計画している方々は、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。週末の1泊2日でも十分満喫できますよ。
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