その場で着る人のサイズに合わせられる“スマートセーター”開発中

そんな悩みから解放してくれるテクノロジーを搭載したセーターが間もなく米国で登場しそうだ。なんと、売り場で着る人の体型に合わせてサイズを変えられるというものだ。
・熱で縮ませる

この“スマートセーター”はボストン拠点のアパレルメーカーMinistry of Supplyがマサチューセッツ工科大学(MIT)Self-Assenmbly Labとのコラボで開発中。
バッテリーや形状記憶などは一切使っておらず、熱を加えると縮む素材で作られていて、着る人の体に合わせてゆるい部分にヒートガンで熱を加える。
肩はぴったりだけどウエスト周りがゆるいというときは、そのゆるい部分だけを縮ませることで“テーラーメード”のような仕上がりとなる。
・偶然の発見

実際に生地にどんな素材が使われているのかはこの技術の肝となるので明らかにされていない。
ズボンの裾上げのような感覚でセーターをその場でジャストサイズにしてもらえるこのスマートセーターは3、4カ月以内に発売される見通しだ。

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