イーロン・マスク、EV充電施設Superchargerの欧州全体での展開を言明

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電気自動車(EV)の先駆けメーカーであるTeslaは、欧州でのModel 3展開の準備を着々と進めている。Model 3は小型セダンで、既存のライナップに比べて価格的に大衆路線をとっている。

つまり、多くの人が購入を検討する可能性があるのだが、その販売を後押ししようと、2019年にEV充電施設Superchargerを欧州全体に展開するという。

・潜在オーナーに朗報

イーロン・マスク氏がこのほど自身のTwitterで言明した。「Superchargerは来年、欧州の100%をカバーする。アイルランドからキエフ、ノルウェイからトルコに至るまで」とツイートし、意気込みを見せた。

当然のことながら、EVには充電施設の設置が欠かせず、その数が多いほどEVオーナーの利便性は高まる。究極的にはガソリンスタンドと同じくらいの施設数になることが期待されていて、そうしたユーザーの利便性を考慮してのSupercharger設置計画だ。

・“欧州規格”に対応

ちなみに、欧州で展開するTesla車両にはコンバインドチャージングシステムの急速充電ポートを取り付けるとのこと。同システムは欧州では広く採用されている充電規格で、これに対応することでTesla車オーナーは他メーカーの充電施設も利用できるのでますます利便性が高まる。

Superchargerを含め、各車メーカーが展開している充電ネットワークは基本的にはそこのメーカーの車両の使用を想定しているが、規格が同一のものになれば業界全体として相互利用できるようにするというのも手ではある。

Elon Musk/Twitter

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