「サメは人を食べる時も無表情」 古代の巨大ザメをフルCGで再現した『MEG ザ・モンスター』の意外な苦労[ホラー通信]

観ました? 2018年9月に公開されたサメ映画の超話題作『MEG ザ・モンスター』

太古に実在した巨大ザメ“メガロドン”と、最強のアクションスター ジェイソン・ステイサムが戦うというキャッチーな触れ込みで話題となりました。

みんなステイサムステイサムと騒いでましたが、ステイサムばっかり見てちゃいけませんよ。本作の見どころはフルCGで再現されたメガロドンのド迫力描写ですよ!

『ジョーズ』でおなじみのホオジロザメは通常4メートルほど、本作に登場するメガロドンは23メートルと約6倍。デカイんです。強いんです。カッコいいんです。素晴らしかった……すごい迫力でした。巨大フェチとしては思い出すだけで畏怖と感動で涙が出そうになります。

さて。化石が見つかっていて、太古に実在したことは事実だとしても、誰も“メガロドン”の本当の姿を知りません。太古の昔にカメラなんて存在しませんしね、記録写真なんてもちろん残っていません。

そんなメガロドンをフルCGで蘇らせたジョン・タートルトーブ監督らスタッフが、その苦労や工夫を語った動画が公開されています。


動画が表示されない方はホラー通信の記事をご覧ください

もうCGと現実の区別がつかないほど技術が上がってきているのは百も承知ですが、それにしても本作のメガロドンの重量感や生命感は真実味があって驚かされました。

本動画ではそんなメガロドンの制作過程のCGも登場しています。内臓がしっかり機能していそうなお腹の動きにゾクゾク。たまらんな。

そして、「ドラマを生み出したいがサメには表情がない」と意外な苦労も語ったタートルトーブ監督。「凶暴な表情をつけることもできたけれど、それだと真実味を失ってしまう。より科学的に正しく描くほうが、サメが怖く見える」 なるほどね~。

「うれしい時も、あなたのことを食べる時も、サメはいつも同じ顔」。『MEG ザ・モンスター』を観るときはそんなサメの表情にも注目してみると面白いかもしれません。まあ、無表情って一番怖いよね。

ジョン・タートルトーブ監督のインタビューはこちらをどうぞ↓
『MEG ザ・モンスター』監督インタビュー 「『ジョーズ』とB級サメ映画の中間の作品になるといいかな」

概要

『MEG ザ・モンスター』
デジタルセル先行配信中!

2019年1月9日(水)ブルーレイ&DVD 発売レンタル開始/デジタルレンタル配信開始
■【初回仕様】MEG ザ・モンスター ブルーレイ&DVDセット(2枚組/ステッカー付き)¥3,990+税
■【初回仕様】MEG ザ・モンスター <4K ULTRA HD&3D&2Dブルーレイセット>(3枚組/ステッカー付き)¥6,990+税
■【初回仕様】MEG ザ・モンスター 3D&2Dブルーレイセット(2枚組/ステッカー付き)¥5,990+税
発売・販売元:ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント

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レイナス

おもにホラー通信(horror2.jp)で洋画ホラーの記事ばかり書いています。好きな食べ物はラーメンと角煮、好きな怪人はガマボイラーです。

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