激ウマの横浜家系ラーメン! 豚骨を18時間煮出して供する“大原家”

全国のラーメンを食べ歩くラーメンミュージシャン、井手隊長です。以前、横浜家系ラーメン“松壱家“の激ウマライスの作り方を特集し、多くの家系ファンの皆さまに読んでいただいた。

横浜家系ラーメンは横浜を中心に全国各地に広がった大人気の豚骨醤油ラーメン。1974年創業の“吉村家”を総本山とし、その流れをくむお店が神奈川県を中心に広がっていった。明確な定義はないものの、“吉村家”やその系列店の流れをくむお店が横浜家系ラーメンとされてきた。

しかし、このところ、大手外食系企業が手掛けた店舗による、ラーメン界で“資本系”と呼ばれる家系を模したお店が増え、本当に美味しい家系を探すのがなかなか困難になってしまった。そんな中、今回は久々に美味しい家系を見つけたのでご紹介させていただきたい。

今回は大船駅の東口駅前にある“横浜家系ラーメン 大原家”をご紹介する。“町田家”の出身で2008年創業。表通りの自動ドアが壊れているので、一見営業していないように見えるのはご愛嬌。右側の目立たないドアから入店しよう。

『ラーメン 麺かため』を注文。店主の大原さんは黙々とラーメンを作っているが、お客さんの「ごちそうさま」とともにちょっと笑顔が出るのが可愛い。

寸胴2本で豚骨スープを調整していて、これぞ家系という光景が嬉しい。生の豚骨を18時間煮出し、そこに丸一羽の鶏も加えているそうだ。

具はチャーシュー、ノリ3枚、ほうれん草。麺は横浜家系ではおなじみ、酒井製麺の短めのやや平打ち麺。

スープの厚みが凄い! これこそ家系! 豚骨の厚みのあるスープに鶏の旨味がしっかり溶け込み、最高に旨い。卓上にニンニクや豆板醬などの調味料が置いてあるが、はっきり言って不要。それほど美味しいスープだった。

家系のオールドファンにも気に入っていただけそうな一杯。ぜひお試しあれ!

横浜家系ラーメン 大原家
神奈川県鎌倉市大船1-11-20
0467-45-4604

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 井手隊長) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 激ウマの横浜家系ラーメン! 豚骨を18時間煮出して供する“大原家”
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。