ポルシェ初のEV「Taycan」生産、部品輸送のトラックもEVを採用

ポルシェと同じフォルクスワーゲングループ傘下のトラックメーカーMANの32トン全電動トラックを採用する。
・ゼロインパクト工場に
目的は、ドイツ・ツッフェンハウゼンに設けられたTaycanの生産プラントを“ゼロインパクト工場”にすることだ。
工場と、同社のロジスティックパートナーLGIがフライベルク・アム・ネッカーに所有するサイトを結ぶ長さ19キロのルートを走行し、部品を運搬する。
・CO2排出3万キロ抑制

ポルシェによると、eTGMを使用することで年間3万キログラム超の二酸化炭素排出を抑制できる計算という。
今回お披露目されたトラックの写真をみると、トラックの荷台部分にはTaycanの写真が大きく掲載されていて、走りながらの“宣伝”効果も期待できそうだ。
Taycanはポルシェ初の完全EV車となり、時速100キロまでの加速にかかる時間はわずか3.5秒、フル充電で500キロ超の走行ができるという、かなりハイスペックなEVとなる。それだけに世界から注目されているが、生産開始に向け着々と準備は進んでいるようだ。

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