“疲れて見える顔”には原因があった くすんだオトコ肌はビジネスシーンで損しやすい!?
よし、今日も張り切って仕事するぞ! と元気に出社したのに、「なんか疲れてる?」と言われてしまった――。そんな経験があるビジネスマンのみなさんは、もしかしたらスキンケアの不足が原因かもしれません。
男性化粧品ブランド『uno』を展開する資生堂は、男性の“疲れた見た目”に着目した意識調査を実施。その人の肌の明るさとそこから受ける印象が、仕事の活躍チャンスに影響している可能性を指摘しています。
くすんだ肌ほど疲れて見える
資生堂グローバルイノベーションセンターでは、25~34歳の男性12人に明るさの異なる12枚の肌の画像を目視してもらい、そこから受ける印象についてパネル調査を実施。ここでいう“肌の明るさ”とは、日やけなどによる白さや黒さとは異なる、暗さ(くすみ)の対語を指します。
参加者が「かっこいい」「健康さ」「仕事が出来る」「信頼感を感じる」「憧れる」「年齢」「疲れて見える」「魅力」の8項目を5段階評価でジャッジしたところ、肌が明るいほど健康的に見られ、暗くなるほど疲れて見えることが明らかに。また、「信頼感」「憧れる」「魅力」といった項目も、肌が明るくなるにつれて好印象となっていくことが分かりました。
資生堂によると、肌がくすんで暗く見えるのは、「乾燥によるキメの乱れ」や「皮脂の放置による肌あれ」といった原因があるようです。
疲れて見えるとビジネスシーンで損をしているかも
また、首都圏在住の20~50代のビジネスマン600人(各年代150人)を対象とした別のインターネット調査(資生堂調べ)では、約8割(79.5%)の人が、職場の人や家族など周りの人から「疲れてる?」と言われた経験をもつことが判明。そのうち、疲れていないにもかかわらず「疲れてる?」と言われてしまった人は76.5%に及びます。
「疲れている」と見られたことによってビジネスシーンで損をした経験があるかを聞くと、27.4%の人が「損をしたことがある」と回答。「疲れて見られる」ことがよくある人に限っては約5割(47.4%)となり、疲れて見える人ほど損をした経験がある傾向が見られました。
肌がくすんで疲れて見える人からは、「若々しく見えない」(77.0%)、「頼りがいがなさそう」(67.3%)、「オンもオフも充実していなさそう」(65.7%)、「信頼感を感じない」(61.5%)など、ネガティブな印象を受ける場合が多い模様です。
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