10本の腕が一斉に動く!アメリカの工学研究スタジオが開発した産業用ロボットセット「Manus」に注目

・セントラルブレインでロボット全体をコントロール

ロボット全体の動きを制御するのは、セントラルブレインと呼ばれる中央管理システム。この中に、12個のDepthセンサーがあり、1.5メートル範囲内にいる人間の動きに、グループで反応するようになっている。10体のロボットそれぞれに、異なるパーソナリティをプログラミングしてあるため、個々の稼働も可能だ。
・既製品をベースに構築

「Manus」最大の特長は、既存のプロダクトとプログラミングシステムをベースに、製造した点だ。ゼロからのオリジナル開発ではないので、コストも最小限に抑えられる。その分、安く供給できるというメリットもある。
本品は、9月に開催された夏季ダボス会議(he New Champions 2018年次会合)で展示され、話題を呼んだ。市場導入は未定だが、工場や工事現場における単純作業の効率化に、大いに貢献するだろう、と目されている。

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