EOS R向けRFレンズの「コントロールリング」の機能や使い勝手を紹介

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キヤノンのミラーレスカメラ「EOS R」用の新マウントシステム「RF マウント」に導入されたコントロールリングの機能や使い勝手についての感想をお伝えします。
RF レンズには、従来の EF レンズで見られるズームリングやフォーカスリングの他に、コントロールリングも搭載されており、露出(絞り、シャッタースピード、ISO 感度)と露出補正(EV)のうち、いずれか一つを機能として割り当てることができます。
もちろん無効に設定して作動させなくすることもできます。
今回使用した RF レンズは、「RF35mm F1.8 IS STM」です。
このレンズにはフォーカスリングの前方に少し幅の狭いコントロールリングが付いており、他のリングと同じように回すことで露出を変更できます。
コントロールリングには単純に「絞り」や「シャッタースピード」などの機能を割り当てることの他に、「測光ボタンを押した時」というモードを設定することもできます。
設定内容を測光ボタン併用時のモードにすると、カメラを構えている時に AF や測光をしたまま露出を変更できるので、シャッターを切る前に露出を微調整したい、F 値を変更した被写界深度を変えたい、といったことが簡単にできます。
また、コントロールリングは電子ダイヤルよりも一度に多く回せるので、露出設定を一気に大きく変更することもできます。
リング内にはちゃんと一段ずつの引っかかりが設けられているので、電子ダイヤルと同じように確実に一段または 1/3 段ずつ露出を変更することも可能です。
RF レンズのその他の機能としては、リング動作のプラス・マイナスを逆に変えたり、フォーカスリングの話になりますが、マニュアルフォーカス操作の感度を、「リングの回転速度」または「リングの回転量」のどちらかから選ぶこともできます。
EOS R でコントロールリングを使用すると、シャッタースピード、絞り、ISO 感度のそれぞれに物理リングを割り当てることになり、マニュアル撮影がしやすくなるだけでなく、電子ダイヤルよりも楽に露出を変更することができ、測光ボタンとも連動した操作を活用すると撮影時の使い勝手を確実に良くなると思っています。

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