トンネルも自動運転走行! ボルボ・トラック、ノルウェーの採石場で導入

ルートは全長約5キロで、途中のトンネルも自動運転トラックはレーダーなどをフル活用して難なく走行する。採石だけでなく他の産業現場でも活用できそうだ。
・運搬をトラック任せに

このトラックにはGPSやレーダー、LiDARなど自動運転でおなじみのテクノロジーが搭載され、周囲を“見ながら”トンネルも走行する。運搬の命令は人が行うが、基本的にあとはトラックにお任せとなる。
・バック走行もお手のもの

粉砕機エリアに着くとUターンして、バック走行で粉砕機近くにぴたりとつけ、荷台を傾けて石灰石を粉砕マシーンに流し込むことまでやってのける。
おそらくこのトラックはそれなりの値段がするものだが、今回の導入は、採石会社がトラックを購入するのではなく、ボルボ・トラックが輸送サービスを有料で引き受けるという形態をとる。つまり、採石会社にとっては大きな投資をすることなく、使った分だけの料金を払って先端技術で作業を効率化できる。
高度運転技術を搭載した特殊車両を使ったサービスを企業に提供するという、新たなサービスモデルとなりそうだ。

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