【滋賀 最新レポ】 メタセコイヤ並木の街、地元土産がまるごと手に入る駅チカ拠点
滋賀県北西部にある高島市は、県内でも特に自然が豊かな場所として知られる。近年、「メタセコイヤ並木」が人気で、春は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色など、さまざまな光景が楽しめるため、“SNS映え”スポットとして国内外から多くの観光客が訪れている。
その高島市の、観光における発信拠点が「たかしま・まるごと百貨店」だ。観光案内はもちろんのこと、高島市のさまざまな名産品が手に入る。
ここでまずおすすめなのが、高島市が誇る伝統織物の数々。「高島ちぢみ」は、サラッとした肌触りに吸汗性、通気性、速乾性などに優れ、肌着やパジャマなどがあり、高温多湿な日本の夏を快適に過ごす素材として近年注目されている。厚手の平織り布の帆布を使った「高島帆布」のかばんも、品質や丈夫さなどで定評がある。
また、300年以上の伝統を誇る「高島扇骨」を使った扇子、愛用する書道家も多い「雲平筆」、職人の手によって1本1本手作りの「和ろうそく」なども、「たかしま・まるごと百貨店」で販売されている。
そして、比良山系の清らかな水がもたらす農水産物、若狭から京都へつながる鯖街道があることから「発酵食品」が豊富なことでも知られる。市内にある5つの蔵元が手がける日本酒、2年以上の熟成期間をかける桶仕込み天然醸造の醤油、フルーツビネガーやりんご酢などの定番から新しいお酢も、高島市の名産品だ。
さらに、ニュージーランド産ボイズンベリーがベースの「アドベリー」を使ったドリンクやお菓子なども。あのセコイヤと滋賀県がコラボレーションしたチョコレートは2016年10月から高島市限定で販売され、お土産として人気が高いという。
「たかしま・まるごと百貨店」は、JR湖西線・新旭駅のすぐそば。10時~18時、定休日は火曜日と年末年始。
滋賀県では、2018年12月24日まで、大型観光キャンペーン「虹色の旅へ。滋賀・びわ湖」を開催中。滋賀県全域を会場とし、歴史やグルメなど300を超えるプログラムが体験できる。滋賀ふるさと観光大使の西川貴教さんが「虹たびナビゲーター」に就任。
画像提供:びわ湖高島観光協会(メタセコイヤ並木)
びわ湖高島観光ガイドhttps://takashima-kanko.jp/虹色の旅へ。滋賀・びわ湖 観光キャンペーンhttps://www.biwako-visitors.jp/niji-shiga/
(Written by Aki Shikama)
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