“好きなお天気キャスター”女性1位 『めざまし』の“かやちゃん”阿部華也子の魅力

“好きなお天気キャスター”女性1位  『めざまし』の“かやちゃん”阿部華也子の魅力

 

先日発表されたで、依田司さん(テレビ朝日『グッドモーニング』)、木原実さん(日本テレビ『news every.』)といった人気男性キャスターに続き3位にランクイン、女性では1位となったフジテレビ『めざましテレビ』のお天気キャスター・阿部華也子さん。デビュー3年目を迎え、番組ではキャラクターがさらに前に出るようになって、安定した人気を誇っています。そんな阿部さんが多くの人に愛される理由を考えます。

■“ファミリー”の温かな空気の中でのびのびと活動 キャラクターを発揮して人気者に

2016年から『めざましテレビ』7代目お天気キャスターに就任した阿部さん。上記オリコンランキングでは、デビュー後、一昨年7位、昨年6位と少しずつ順位を上げ、今回一気にTOP3入り。投票者からは「滑舌も良くわかりやすく、媚びた感もなく好印象です」「元気で愛らしい感じが良い」といった声が寄せられています。

阿部さんは早稲田大学在学中のフリーの学生キャスター。大学入学直後に現所属事務所に加入し、その直後に『めざまし』お天気キャスターに抜擢されました。

朝の雰囲気にぴったりの爽やかさ、デビュー当時から持つ初々しさを失っておらず、その一方で原稿の読みに安定感があり、今月22歳になったばかりとは思えない(?)、しっかりとした印象もあり、視聴者に親しみと信頼感を与えています。

また視聴者があわただしい朝の番組のキャスターとして、大切な要素の一つである声質も、耳にクリアに届きやすく、かといって耳障りにはならない、程よいトーンと言えるのではないでしょうか。その声にはどこか“艶”も感じます。

3年前にお天気キャスターに就任した頃はかなり緊張していたとのことですが、未経験だった彼女がアナウンスの技術を伝授してもらったり、仕事のアドバイスをもらったほか、プライベートでも誕生日祝いをしてもらったりなど、アットホームな雰囲気の共演者“めざましファミリー”のおかげで、すぐに打ち解け、今やのびのびと出演している様子です。それは、もともと彼女に備わっていた人懐っこさも手伝っているのではないかと思いますが、外からのお天気で、スタジオのキャスターたちとの掛け合いでは、わずかな時間ですが、その雰囲気の良さが垣間見えます。

■正統派の面の一方、コスプレ、方言など番組企画を通してタレント性を発揮

アナウンス技術がしっかりした正統派キャスターとしての顔の一方、番組では局アナのキャスターではなかなかできないような、おもしろいキャラクターを出すこともあります。

昨年10月のハロウイン週にはコスプレを披露、しかも全身かなりガッツリとしたコスプレ。『めざまし』のオープニングで、スーツに身をつつんだキャスター陣の中で、一人“白雪姫”のコスプレで立っている阿部さんの姿はかなりシュールでインパクトがありました。そういった企画でも違和感なくハマるタレント性も彼女の持ち味です。

地元・大分にいた高校生時代には、アイドルグループのメンバーとして活躍していたこともあってか、抜群のアイドル性も人気の素の一つ。大分といえば、お天気を始めた当初、大分弁でお天気のポイントを伝えるコーナーもあり、その“方言女子”ぶりに萌えるファンも多かったといいます。

また現在実施しているコーナーで、ファッション雑誌「CanCam」とのタイアップで、OLに向けその日おススメのファッションとして衣装を紹介するコーナーもあるのですが、モデルとしてもハマっている一方、本職のモデルに比べOL感がリアルなのもいいところです。

そんな彼女がプライベートで凝っていることについて、デビュー当時筆者がインタビューした時には「海外ドラマを見るのが好き」と語ってくれました。休日一日家にこもって観ていることがあるとか。

ファンとしては彼女を『めざましテレビ』のお天気キャスターとしてずっと観ていたいものですが、これまでのキャスターの例でいくと、やがて卒業を迎えることになります。ですが、やはり先輩キャスターがそうであるように『めざまし』やその関連番組でキャスターとして活躍するものとみられます。

ただ、キャスターの枠にとどまらず、歴代お天気キャスターの中でも特に際立ったタレント性を生かし、幅広いジャンルでの活躍も期待したいところです。

文/田中裕幸

  1. HOME
  2. エンタメ
  3. “好きなお天気キャスター”女性1位 『めざまし』の“かやちゃん”阿部華也子の魅力
日本タレント名鑑

日本タレント名鑑

1970年創刊『日本タレント名鑑』のwebサイト。「今の芸能事情」を独自の視点で分析した記事を配信。

ウェブサイト: http://www.vip-times.co.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。