レディー・ガガ、トランスジェンダー排除を検討しているトランプ政権を批判「リーダーシップが無知によって動かされている」
レディー・ガガが2018年10月22日、米国のトランプ政権がトランスジェンダーの存在を認めない措置を検討していることについて、LGBTQの人々を擁護するメッセージをツイートした。
トランプ政権は性の定義を生まれた時の生物学的な性別に限定し、心と体の性が異なるトランスジェンダーの存在を行政上認めなくすること検討していると米紙ニューヨーク・タイムズが21日に伝えた。これについてガガは、「政府は別の異なる世界で生きているようだけど、社会や文化としてのわれわれは自分たちが誰なのかわかっているし、自分の現実を知っている。ジェンダー・アイデンティティーについて彼らを教育するため、力をあわせて声を上げなければならない」と抗議している。
また、トランスジェンダーの人々に対しては、「みなさんの(意見が)聞かれていない、(存在が)見られていないと今日は感じているかもしれませんが、これが人類としての現実ではないことを知っておいてください。これはリーダーシップが無知によって動かされていることの表れなのです」と、政府の方針が世の中の動きと逆行していることを強調した。
レディー・ガガは昔からLGBTQの権利を擁護する立場を明確にしており、多様性はヒット曲「ボーン・ディス・ウェイ」のテーマでもあるほか、自身のボーン・ディス・ウェイ基金でもいじめ対策の活動を展開している。
ガガがツイートに入れたハッシュタグ#TransRightsAreHumanRights(トランスジェンダーの権利は人権だ)と#WontBeErased(消されてなるものか)は、トランスジェンダーの人々への差別に反対する意味で使われているものだ。
◎レディー・ガガによる投稿
https://twitter.com/ladygaga/status/1054464614304546816
https://twitter.com/ladygaga/status/1054466463996628992
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