これぞ手のひらサイズ!懐かしの名機「Palm」がAndroid OSを搭載して復活

access_time create folderデジタル・IT
90年台に一世を風靡し、スマートフォンの原型を築いたともいわれるモバイルデバイス「Palm」。当時からの隠れファンも多く、新型として復活するという噂が流れた際には話題となった。

そんなPalmが本当に復活を遂げたようだ。ただ、新生Palmのきった舵はiPhoneやその他のAndroidスマホと真っ向から対決する方向というよりは、少し別の方向を向いているようだ。

・手のひらサイズでAndroid OSを搭載

今回の新型Palmには元祖Palmに搭載されていた「PalmOS」や「webOS」ではなく、Android(8.1)が搭載されることとなった。ディスプレイ(LCD)は3.3インチで、文字通り(Palmは日本語で手のひらを意味する)手のひらサイズだ。

1200万画素のメインカメラ、800万画素のフロントカメラを搭載し、プロセッサにはローエンドモデル向けのQualcomm Snapdragon 435が採用されている。メモリは3GB、ストレージは32GBとなっている。

独自のスキンを使っているため、他のAndroidとは異なるユニークなUIに仕上がっているのが面白い。

・「メインスマホのお供」的な位置づけ?

Palmは米キャリアVerizonからの独占販売となるが、Verizonの回線にNumberShareで追加料金を払う形でしか利用できない(Wi-Fi利用は可能)。これにより既存の回線をPalm上でも利用することができるため、PalmはまるでApple Watchセルラーモデルや2台目スマホのような「メインスマホのお供」的な位置づけにあるといえるだろう。

価格は約350ドル(約3万9130円)で、Verizonの公式サイトにて事前予約が開始されている。実用的かどうかは別にして、デザイン的にはなかなか目を引く端末といえるだろう。

執筆:Doga

Verizon

The Verge

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. これぞ手のひらサイズ!懐かしの名機「Palm」がAndroid OSを搭載して復活
access_time create folderデジタル・IT
local_offer
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。