【焼酎リポーツ ぎまちゃんVol.5】「一刻者(小牧醸造)」の巻

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今回もはじまりました『ぎまちゃんシリーズ』。私 “あらいぎまちゃん” がこれまで飲んできた数々の「焼酎」について、割と投げやりな態度で語り尽くします!!

焼酎を楽しむためのアイテムのひとつに「黒千代香」という酒器があります。これは土瓶を平たくしたような形をした九州独特の酒器でして、使い方は、まず焼酎と水を5:5、もしくは焼酎6:水4、くらいに割った奴を一日以上寝かせ、それを黒千代香に入れて、遠火のガスや炭火、電熱器でゆっくりと温めます。

甘みと旨みがグッと増した、柔らかい味のお湯割りになります。保温性も良いので、ちびりちびりとゆっくり飲み続けても最後まで暖かいというのも便利です。大体2000~3000円前後で売られていますが、使い込むと味の出てくる道具でもあるので最初から良い物を買っておくと逆に長持ちしてお得だと思います。今回ご紹介する「一刻者」は、そんな黒千代香で飲むにはぴったりの銘柄だと思います。

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一刻者(いっこもん) 5段階評価

定価  (1.8L 2700円)

オークション相場(2100 ~ 2700円)

入手難度(★★    全国で流通してます。)

香り  (★★★    あまーい香り)

旨み  (★★★★★ 芋麹独特の、深い旨みが感じられます)

キレ  (★★      ちと土臭さから来る苦みがある)

総合評価(★★★★
ロックもいいですが、やはりお湯割り。定価がちと高いですが、入手もしやすいしお勧めです。

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「いっこもん」‥‥博多言葉で「頑固者」という意味らしいです。普通、焼酎を醸す「麹」は「米麹」を使いますが、この一刻者は管理の難しい「芋麹」を使っています。麹も芋、材料も芋というダブルイモイモな焼酎は他にもありますが、入手のしやすさではこの銘柄が一番でしょうか。

味も中々です。批評サイトなどではドライとか言ってる人も居るんですが、これは私‥‥かなり甘口に入ると思います。とろみがあって、旨みも深いです。水割りよりロックでそのままクッとあおる方が、美味いと思います。720mlの奴を買いましたけど、なくなるのが早かったですね……これ。総合評価は★4つです。次回は、カリスマ杜氏が作る銘柄「薩摩茶屋」のご紹介です。
 
 
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あらいぎまちゃん

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