ジンバル要らずな“HyperSmooth”機能やハイパーラプス撮影“TimeWarp”機能を搭載 『GoPro HERO7 Black』含むシリーズ3製品が発売

GoProはアクションカメラのフラッグシップモデル新製品『GoPro HERO7 Black』と、エントリーモデルで4K撮影に対応する『GoPro HERO7 Silver』、1080p撮影対応の『GoPro HERO7 White』を9月27日に発売しました。

発売に先行して開催された発表会では、GoPro創設者兼CEOのNick Woodman氏が登壇。その特徴をプレゼンテーションしました。

『HERO7 Black』の最大の特徴として打ち出しているのが、手ブレ補正機能の“HyperSmooth”。ユーザーの要望を取り入れたもので、数万円するジンバルを購入しなくてもブレの少ない撮影が可能になります。Woodman氏は、HD解像度への対応と同じぐらいの大きな進歩であるとアピール。

GoPro: Introducing HERO7 Black with HyperSmooth(YouTube)

この“HyperSmooth”機能との組み合わせにより、長時間移動しながらタイムラプス映像を撮影するハイパーラプス撮影を実現するのが“TimeWarp”ビデオ。発表会では、Arata Fukoe氏による大阪で撮影されたハイパーラプス映像が披露されました。

GoPro HERO7 – TimeWarp機能で大阪をハイパーラプス(Facebook)

動画撮影は4K60フレームの撮影のほか、1080p240フレームのスーパースロー撮影“Ultra Slo-Mo”に対応。

写真機能では、HDR、ローカルトーンマッピング、マルチフレームノイズリダクションといった効果を自動で適用する“SuperPhoto”機能が利用可能。静止画は1200万画素の撮影に対応します。

2インチのタッチパネルディスプレイは、新たにスマートフォンライクなユーザーインタフェースを採用。『HERO7 Black』には、前面にステータススクリーンを搭載します。

撮影した映像や写真はスマートフォンに自動転送し、すぐにシェアが可能。「『GoPro』はスマートフォンのカメラの延長線上にあるが、スマートフォンを持っていけない場所に『GoPro』は持っていける」と、そのすみ分けと特徴を説明しました。本体はハウジングなしで10mの防水に対応します。

『HERO7 Black』は、『Facebook』『YouTube』『Twitch』へのライブストリーミングの機能も搭載。Woodman氏がフォーミュラーカーでサーキットを走行しながら行ったFacebookライブの映像が紹介されました。

『HERO7 Black』の価格は5万3460円(税込み)。『HERO7 Silver』は4万1580円(税込み)、『HERO7 White』は3万1860円(税込み)です。

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shnsk

宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます

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