過重労働対策に?定時になると手元から逃げる残業防止ロボットマウス「Balance Mouce」
昨今、日本の企業の間では過重労働対策は急務となっているが、これは日本だけの話ではないようだ。韓国でも過重労働が問題になっており、さまざまな取り組みが行われている。
Samsung Cardのワークライフバランスキャンペーンの広告用にデザインされたこのロボットマウス「Balance Mauce」はまさにその取り組みの良い例といえるだろう。
・定時になると「逃げる」マウス?
Balance Mauceは一見小柄のかわいいマウスだ。ただ、設定した時刻になると尾と耳が飛び出し、まるで本物のマウス(ネズミ)のように変形する。本体にはモーションセンサーが搭載されているので、このモードでユーザーがマウスを握ろうとすると手元からマウスが逃げ、ユーザーが再び仕事へ戻ることを妨げてくれるという。ヒョイヒョイと手元から逃げる様はなかなか可愛らしい。
・マウスをつかまえても、コアパーツが再び飛び出す
マウスをつかまえてもまだマウスの抵抗は終わらない。握ると、マウスのコアパーツ(本体)がヒョイと外部パーツから抜け、そのままどこかへ走り去ってしまう。何が何でも仕事をさせてくれないというわけだ。もちろんこのBalance Mauceはコンセプトプロダクトであり、実在したとしても残業効果があるともいえないが、なかなかユーモアのあるマウスではないだろうか?
日本でもオフィスにドローンを飛ばして社員の気を散らすという残業対策を聞いたことがあるが、いつかこんな風にテクノロジーの力で不本意な残業を撲滅できる日もそう遠くはないのかもしれない。
執筆:Doga
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