正反対だからこそ魅力的!? 笑えて胸がアツくなる最新“バディ・ムービー”のススメ

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いつの時代も幅広い世代の人々を魅了してやまないバディ・ムービー。その魅力はなんといっても、王道で胸が熱くなるストーリー展開! 人種、職業、年齢、性格…普通に生活していたら出会うことのなかった2人が出会い、こんなやつとは絶対に合わない!最初はそう思っていたのに行動を共にするうちにお互いのことを認め、大きな困難に立ち向かう。正反対だからこそ、ドラマが生まれるのです。

そして『メン・イン・ブラック』シリーズ、『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』、『デンジャラス・バディ』など数々の作品からもわかるように、バディ・ムービーは正反対の2人だからこその化学反応が起き、笑える映画が多いのも特徴。今回は「笑えて胸がアツくなる!映画館で観られる今秋最高のバディ・ムービー」を2作ご紹介します。

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■小さくなるほど強くなる、”1.5㎝ヒーロー”コンビを描いた、バディ・アクションムービー!
『アントマン&ワスプ』(8月31日公開)

頼りなさすぎるヒーロー<アントマン>×完璧すぎる女性ヒーロー<ワスプ>
『アントマン』で身長1.5㎝のヒーローとして大活躍したアントマンことスコット・ラング(ポール・ラッド)。本作、『アントマン&ワスプ』では、スコットに格闘術などを仕込んだホープ・ヴァン・ダイン(エヴァンジェリン・リリー)がついに女性ヒーロー・ワスプとして活躍!アントマンとワスプのスーツを作り出したハンク・ピム博士の娘で、自らも優秀な物理学者、容姿端麗、身体能力抜群…女性ヒーローとして完璧なホープに比べ、バツイチ、無職の前科者というなかなかヘビーな経歴をもつスコット。こんな風に並べてしまっては、ワスプにしか見せ場がないのでは…!?なんて思われそうだが、サイズチェンジというユニークなパワーと、絶妙なコンビネーションが魅せる本作の見応えあるアクションはアントマンとワスプのバディだからこそ成せる技!真面目なホープとユーモアたっぷりのスコットの掛け合いにも注目。

(C)Marvel Studios 2018

■正反対のふたつの声が出会い、ぶっちぎりのミラクルを起こす!!?
『音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!』(10月12日公開)

驚異の歌声を持つ世界的ロックスター<シン>×声が小さすぎるストリートミュージシャン<ふうか>
独特の世界観で熱狂的ファンを生み出してきた三木聡監督の約5年ぶりの新作は、驚異の歌声を持つ世界的ロックスターのシン(阿部サダヲ)と何事にも逃げ腰で異様に声が小さいストリートミュージシャンのふうか(吉岡里帆)という異色で正反対のコンビが活躍するハイテンション・ロック・コメディ。2人は偶然出会い、ふうかはひょんなことからシンの歌声が”声帯ドーピング”というオキテ破りの方法によるもので、さらにもうシンの喉は声帯ドーピングのやりすぎにより崩壊寸前だということを知ってしまう。やがてシンの最後の歌声をめぐり、2人は謎の組織から追われることに…!知名度も歌うことに対するスタンスもまったく違う、普通の会話もままならない2人がお互いの過去や、秘められた思いを知ることで唯一無二のバディになっていく様子は必見。「やらない理由を探すな!」という言葉とともにシンの熱量に触れることで変わっていくふうかを見れば、あなたも勇気をもらえるに違いない!

(C)2018「音量を上げろタコ!」製作委員会

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藤本エリ

映画・アニメ・美容が好きなライターです。

ウェブサイト: https://twitter.com/ZOKU_F

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